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介護の仕事をすることになったきっかけは、子育てが一段落して「健康運動指導士」の仕事に着いたことです。
健康運動指導士とは分かりやすく言うと、体操のインストラクターのこと。
お年寄りと関わることが多かったのですが、お年寄りの素直さや一生懸命さ、笑顔にいつも癒されていました。
その後、ほかの仕事にも着いたのですが、またお年寄りと関わる仕事がしたくて介護スタッフとなりました。
私は「持ちつ持たれつ」という言葉が好きです。
利用者さんと私たちにしても、「してあげる」「してもらう」の関係ではなく、お互い助け合える関係でありたいです。
利用者さんは私たちよりも、歩んできた人生が長いのです。
例えば、「ものを大切にすること」や「手づくりすること」など、今の世の中では忘れてしまっている心や知恵をたくさん持っていらっしゃいます。
いろいろなお話を聞いて、吸収して、受け継いでいけたらいいなと思っています。
ひとり暮らしで、誰にも気づいてもらえずに亡くなったり、老老介護を苦に死を選んでしまったり…というニュースが増えています。
そういう悲しい最期がなくなるように、お年寄り全員に感謝の気持ちを込めて、地域全体で包んであげたい!それが私の願いです。 |
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