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認知症薬なるもの
 
 

昨日は、久々に「医薬品メーカー」主催の、認知症セミナーに参加してきました。

薬剤師時代から思っていることですが、「医薬品メーカー」主催のセミナーって、講師の方が偉すぎて、机上の空論となることが多いんですよね。
特に、教授の「スポンサー」となっていることが多いので、偏った内容になることも少なくありません。

今回も、まぁ、そんなもんだろうと思いつつ、参加してみました。

こういうセミナーでは、講師の方が偉すぎるため、我々下々の者にとって、「あなたはどなた様?」ってことが多いのですが、スマホ文化になってから、ある意味、辞書を片手にセミナーを受講できるのは面白いことです。
講師のこれまでの講演内容や論文、様々な専門用語を、リアルタイムに調べながらセミナーを聞くと、つまらなくて仕方がなかった内容が、俄然、面白くなってきます!
講師のベースとなる考え方をわかった上でお話を聞くと、新しい発見が見えてきます。

イシザキは元薬剤師ですので、いわゆる「認知症薬」というものに対して、とても否定的です。
認知症薬そのものに否定的というより、この薬に対する、メーカーや医師の「姿勢」に否定的というのが正確かもしれません。

今回の講師の方は、なんと、メーカーの前であるにも関わらず、

「この薬は根本的に治すものではないんだよ」
「効果がないことが多いということをわかってほしい」
「薬によって、反応がバラバラだから、同じ薬を使い続けているのは良くないことなんだよ」
(出しっぱなしの医師は論外。その他の薬も整理が必要!)
「その上で、適切に使うことが大切なんですよ」

という、本来の「姿勢」に基づいてお話されており、とても共感が持てました。
過去の講演歴を読んでいても、診察室だけでなく、様々な介護の「現場」や「現状」を見にいっておられるなということがよくわかりました。
やっぱり、事件は会議室でなく、現場で起こっていますからね。


さてさて、そんな講師の先生が、「認知症薬」について面白いお話をされていました。

・認知症薬は、認知症を治すものではないが、一時的に見た目上改善したように見え、家族の言葉でいうと「3ヶ月ほど時間を蒔き戻した」ような状態になることがある。
・愛媛県はどうかわからないが、東京では介護施設に入りたいと思っても、どこも一杯で数ヶ月は待たないといけない。
・その数ヶ月を「乗り越える」ために、数ヶ月ほどの時間を、薬により蒔き戻せる可能性がある。
・そのためには経験上、この薬の使い方がよい。

なるほど。とっても腹落ちの内容でした。

この教授の元で学ばれる医師は、現場をよく見るようになるのだろうな。
そんな医師が増えてほしいなと、強く思った次第です。

世の中に、「病気を治す」薬なんて1つもありません。
そして、老化は病気ではありません。自然の真理です。

薬という「道具」を誰のために使うのか?何のために使うのか?
ということを、医療関係者はもちろん、介護関係者、そしてご家族もしっかりと考えていただくために、学びの機会を増やしていかないといけないなと思います。

介護や認知症なんて、一言で語れるものではありませんし、人により千差万別です。
答えなんて誰も知らない。だからこそ、一人一人に向き合うことが大切なんですよね。



(記 平成24年9月9日)

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