ǥ

ȥޥå ҳ 䤤碌
ɲ󥵥
äǤΤ䤤碌089-907-4056
HOMEýꥹޥå碌Ϥ᡼ޥ
Ǻܲ߰ʡ֥ߤζ;ǥߥ˥ƥ




これまでの特集
誰でも試せる
介護用品専門店
「レデイライフショップ
アクティブ平井店」
     
『介護助手』という
働き方とは?
   
改めて学ぼう!
高齢者向け
優良賃貸住宅!
   
里山たかのこOKカフェ
体験レポート
   
あの時に何が起こり、
どう対応したのか?
(後編)
   
あの時に何が起こり、
どう対応したのか?
(前編)
   
新型コロナウイルス
対策
「オンライン面会」
   
「注文をまちがえる
(かも)喫茶店」」
裏ストーリー
   
「注文をまちがえる
(かも)喫茶店」」
参加レポート
   
「ファミサポ介護」
知ってますか!?
   
技能実習生
受け入れ活動レポ
第2弾
   
技能実習生
受け入れ活動レポ
第1弾
   
第1回
エンドオブライフ・ケア
愛媛 学習会
研修レポート
   
愛媛県介護福祉士会
「総会・特別研修会」
研修レポート
   
「家族信託」について
知っておこう!
   
介護福祉士
実務者研修
国家試験

松山市
介護付有料老人
ホーム連絡会
研修会レポート

人を元気にする
スキンシップ

平成30年度
愛媛県若年性認知症
支援コーディネーター
セミナーを終えて

地域×ICT活用!
西条市の取り組み

よい環境がそろってる!
活用しよう!
介護の学び場

若年性認知症支援
コーディネーターとは?
(その2)

若年性認知症支援
コーディネーターとは?
(その1)

要支援1・2の
高齢者を支える
「生活支援型
通所サービス」

体と心が元気になる
夢虹色カフェって
どんなとこ !?

今注目の健康法!
「笑いヨガ」って
なあに?

愛媛県内の
「カフェ(認知症カフェ)」

介護と障がいの
共存を目指して

「自主性」が
キーワード
ワイズひろばの
人気のヒミツ

専門医師がいる
認知症カフェ
「すまいるカフェ遊ぐん」
OPEN!

制度の狭間を支える
ケアハウスの
存在意義を改めて

「介護予防・
日常生活支援総合事業」
何のために?
どう変わる?

平成30年
介護報酬改定
そして平成33年改定に
向けた課題と取り組み

働きやすい
企業を目指して

グループホーム革命!
Gigi Baba
Volunteer28誕生!

「基幹型地域包括
支援センター」の
仕事!

離れた暮らす
家族をサポート
高齢者見守りサービス

つなぐ、つなげる 想い
地域介護の
本質を探る!

サービス付き
高齢者向け住宅の
これから

愛媛にもいよいよ誕生 !
愛媛県介護支援
専門員協会

「在宅強化型」と
「在宅復帰支援型」で
「老健」の役割を
果たしていく

密着!
ペッパーの1日

在宅医療を支える病床
「たんぽぽのおうち」の
想い

改正!介護保険の
費用負担Q&A
~松山市編~

第5回介護甲子園
優勝までの軌跡

内子町
町内グループホーム
合同運動会

成年後見制度を
活用しよう!

おれんじCafe
だんだんの舞台裏

ごごしま×施設
それぞれの想い

戦略的
経費削減セミナー

看護小規模多機能型
居宅介護の実態

あのデイサービスが
オシャレな理由

平成27年度
介護報酬改定情報

どうなる!?
介護福祉資格の
再構築

ケアハウスれんげ
ロビー展

第5回
認知症対応型
デイサービス交流会

第5回
えひめ福祉博2014
レポート

”働きたい”
障害者のための
心と体の準備室

ここでしかできないこと
田舎のチカラを
生かす!

送迎(福祉)車両
安全講習会レポート
2014年版

デイ同士の親睦を
深める!
第3回
懇親ボウリング大会

関連死を防ぐ!
福祉避難所Q&A

レポート!
「仕事と介護の両立」を
考える交流講座

短時間で
しっかりリハビリ!
『半日型デイサービス』

泰羅雅登教授 講演会
学習療法・脳の
健康教室実践事例
発表会

第10回
日本高齢者
虐待防止会(JAPEA)
愛媛大会レポート

第62回
四国老人福祉施設
関係者研究大会

新創設
介護職員初任者研修
から読みとく
介護業界の現状

本格的に
レクリエーション!
レッツ!
レクボウリング!



 ⇒ 過去の特集はこちら!




>>今月の特集

『“地域”の力で、仲間づくり、街づくり』



小野地区社会福祉協議会
事務局長 福地 民子 さん

ふれあいサロン小野
サロン部長 山内 なほみ さん
副施設長  牧 淑子 さん

(左から福地さん、牧さん、山内さん)



超高齢化社会の中で、『地域力』が見直されてきています。
地域全体でお年寄りとの関わりをもつ活動が盛んになってきています。
全国各地に、いきいきふれあいサロンが生まれており、お年寄りだけでなく、地域全体のふれあいの場となっています。
今回は、『毎日型』のふれあいサロンを運営している、『ふれあいサロン小野』さんにお邪魔してきました。
公民館などの公共施設を使わずに、独自に建物を借りて運営しているふれあいサロン。
地域の皆さんと一体になって、素晴らしい活動をされています。

 
 
 
ふれあいサロンとは?


「気楽に集まり、楽しく過ごす」が基本の、子どもから高齢者まで、誰もが自由に使える地域の場(活動)のことで、全国で37,000ヶ所を超えています。
松山市内にも230ヶ所を越えるサロンが存在しています。
運営は松山市社協と市内各地区社協との連携、協働のもとで行われており、小さな単位の地域住民で組織されたグループや団体が主体となっています。
もともとは、平成4年のミニデイサービス事業が出発点であり、住民の手で拠点をつくり、出張型のデイサービスができないだろうかということが原点でした。
その後、2004年「ふれあい・いきいきサロン」事業(市社協の助成事業)、2005年「ふれあい・いきいきサロン」事業(地域住民の力による)と続き、現在のサロン活動に至っています。
松山市の「高齢者いきいき支援事業」の一環としての事業でもあります。



 
小野地区とふれあいサロン


小野は、総人口17,000人余りの地区です。
ふれあいサロン小野を拠点として、6ヶ所でサロンが運営されています。
ふれあいサロン小野は、月曜日〜金曜日までの毎日、6つの分館では月に2回ほどサロンが開かれています。
お年寄りも、子どもも、身体に障がいがある方も、気軽に立ち寄って楽しめる場をつくることが、サロンの目標です。
お約束の待ち合わせ場所としても、使っていただいています。
月に1回、各サロンの代表者が集まって、サロンをどのように盛り上げていくのか運営会議を行っています。



 
ふれあいサロン小野には、どれくらいの人が関わっていますか?


実働で70名強の協力会員の方がお手伝いしてくださっています。
そのうち、民生委員が20数名おり、各種相談にも対応しています。
協力会員でローテーションを組んでおり、午前4名、午後5名の、1日9名体制で行っています。
ボランティアですので、押し付けにならないよう、皆さんの活動できる日程を聞いて調整しています。
サロン部長の山内さんのご主人は、ボランティアで皿ヶ峰の水をくんできてくださいます。
おかげ様で、ふれあいサロン小野では、こだわりのおいしい水を使って淹れたコーヒーをお出ししています。



 
ふれあいサロンを始めたきっかけは?


小野地区は松山の中で東の端に位置し、遊ぶところも少ないと思います。
皆さんが集まって、触れあえるところが欲しいという思いがあり、地域からも、集まる場所が欲しいという要望がありました。
また、郊外には多くの大型店ができ、昔は中心地だった小野商店街が寂れてきており、なんとか、活気を取り戻すことができないかと考えておりました。
当時は小野社協の活動も弱かったのですが、何か小野地区のために動かなければという思いでした。

そこで、松山市社会福祉協議会に相談して、まず、先進地への視察を行いました。
ここのサロン活動を見て、「よし!やろう!」と心を決めたのでした。
また、ワークショップを開催して、住民意識の高揚や、協力会員の意思統一を図ることで、『自分のサロン』という思いが芽生えました。

サロン開設までには、あらゆる問題がありましたが、協力会員や、多くの方々から、テーブルや椅子など、あらゆるものを持ち寄って頂き、地域の皆さんの集まる場所が完成しました。

そうして、平成16年12月22日、松山市長をお迎えして、開所式を迎えることができました。

サロンを作ったことで、人の情けを改めて知り、お互いが協力することで人と人のつながり、人と地域のつながりも深まりました。
それが協力会員の生きがいにもなっています。
毎日型のいきがいサロンとして、多くの協力会員の皆様に関わっていただいています。












 












ふれあいサロン小野はどのような活動をされていますか?


ふれあいサロン小野の目標としては、次のことを掲げています。


「小野サロンのめざすもの」

1. 誰もが気軽に立ち寄り、楽しくホッとくつろげる場づくりを目指します。
2. 寂しいとき、不安なとき、話し相手が欲しいとき、寄り添ってくれる家族のような温かい雰囲気の場を目指します。
3. 健康づくり、生きがいづくりの場を目指します。
4. 特技を生かし、お互いに学び合い、世代交流のできる場を目指します。
5. 広い心で出会いを喜べる、仲間づくりを目指します。


毎日型のいきがいサロンとして、月〜金の週5日運営をしています。
土、日はお休みです。(第2土曜日は運営)
運営時間は、
4〜10月 10時〜16時
11〜3月 10時〜15時
となっており、
お年寄りの皆様が通いやすく、帰りやすい時間に設定しています。
出入りが自由で、いつ来て、いつ帰っても良いサロンです。
毎日平均35名前後の人が利用されています。

毎月1日に愛媛新聞の「くらしのカレンダー」に1ヶ月の予定を掲載していただいており、毎日、メニューを変えて、好きな時に来ていただいています。
お暇なときに、ふらっと覘いていただいて、参加していただいても構いません。

編み物、パッチワーク、囲碁、将棋、ちぎり絵、ストレッチ体操、歌の指導(コーラス)、編みぐるみのお人形づくり、ビデオ鑑賞、カラオケ、わら細工など、様々なメニューがあります。
また、特別なことをしなくても、お茶の接待、話し相手、手芸の手伝いなど、各自で思い思いのことをしていただけます。

喫茶コーナーでは、コーヒーの良い香りが漂っています。

毎月第2土曜日は、お年寄りと子どもの「ふれあい広場」として、三世代の交流を図っています。
しめ飾り、亥の子、自転車の車輪回し、竹馬、竹鉄砲、カーネーション作り、鯉のぼりづくりなど、季節の『昔の遊び』を通して、お年寄りとのふれ合い、そして、ゲーム世代の子ども達へ楽しみ方を伝えています。

小野地区には、他に6つのサロンがありますが、ふれあいサロン小野は、地区の拠点として、地区社協の事務局も入っています。
そのため、民生委員等が、悩みの相談、子育ての相談にも対応しています。



 
町おこしとしてのふれあいサロンの働きはいかがですか?


商店街の活性化を図るために、サロンの中で食事の提供は行っていません。
惣菜を買いにいったり、帰りに魚屋さんに寄ったり、フィルムを買ったり、現像を出したりと、なるべく小野の商店街で購入をするように心がけています。
小野地区は若い方が外に出ていっているので、商店街自体が縮小傾向にあります。
まだまだ人通りはありますので、小野の商店街をどのように活性化させていくのが、地域の次のテーマです。
おばあちゃんの原宿と呼ばれている巣鴨地蔵通り商店街のようになればいいですね。



 








今後、ふれあいサロン小野の進んでいく方向、課題は?


現在、ネックになっているのが、ふれあいサロン小野に来るまでの足です。
現在は、歩いて来られたり、自転車で来られたり、行きは家族に送ってもらって、帰りはタクシーで帰ったりという状況です。

今後のサロン活動としては、お年寄りだけでなく、子ども達がもっと集まることができる場所にしたいと思っています。
今は月に1回、第2土曜日に『昔の遊び教室』を開催していますが、これをもっと活性化していきたいと思います。

また、子育て中のお母さんにとっても、安心できる場所にしていきたいです。
子育ての知恵を学ぶことができたり、様々な相談ができたり、ちょっとした外出の際に、子どもを安心して預けることができる場所でありたいなと思います。
今も、『お母さんの休日』で、お父さんが子どもを連れて遊びに来られることがあります。
子どもは安心して遊ぶことができ、お父さんも安心してくつろいでおられます。
このような光景は見ていて、とても微笑ましいです。



 



取材日には、フラワーセラピーが開催されていました。
テーマは『お花で癒し』。
サロンのオープン時間である10時を過ぎると、多くの皆様が集まってきて、テーブルを囲みます。
オーストラリアのお花を使って、きれいなオブジェを作っておられました。
その横では、初心者向けの囲碁教室です。
こちらは、定年になられた元学校の先生が、ボランティアで講師をされています。
男性も女性も、真剣に取り組んでおられました。



時代は、在宅介護、介護予防の方向に向かっており、
そのためには『地域力』が欠かせなくなってきています。
ふれあいサロン小野を立ち上げられたパワーも素晴らしいですが、
何より、地域の皆様が応援して盛り上げているということが素晴らしいことです。
入りやすい玄関、活気のあるスタッフ、
そして、誰もが自然と集まってこられる雰囲気があります。
このようなサロンが、広がっていくことが、お年寄りのためだけでなく、
より良い街づくりに繋がっていくのではないかと思います。

皆さんも、ぜひ一度、ふれあいサロン小野に遊びにいってみてください。




  ふれあいサロン小野
  
  〒791-0244
  愛媛県松山市水泥町972-1
  TEL 089-976-1200

  ⇒ 地図はこちら
  

このページのTOPへ戻る
利用規約 | リンクについて | 会社概要 | プライバシーポリシー | お問合せ | 求人・施設・企業広告掲載について | 医療介護の転職支援・人材紹介サービス「メディカコミュニティ」 | 愛媛の介護転職
Copyright © 2006- Medica group.,Ltd. All Rights Reserved.