生活相談員　仲村　竜哉　さん

2020年10月26日、松山市小野地区に、「梅本の里いつもの」がオープンしました。
「いつもの」はみんながいつでも寄れるいつもの場所です。
普段の暮らしの中にあって、お年寄り・子供・障がいのある方など、地域の皆さん、みんなが気軽に立ち寄れるいつもの場所にしたいという気持ちを込めて「梅本の里いつもの」と命名しました。
子供たちが集まれる駄菓子屋さん、地域の方も入ることができる銭湯、みんなで楽しくお話ができるスペースがあります。
ここでは、笑顔があふれ、たくさんの人のにぎやかな声が聞こえます。
それは、お年寄りも皆さんも安心して過ごしているということです。
これから先、梅本の里が、小野地区の人の生活に溶け込んで、地域の拠点【小野地区のいつもの場所】になることを願っています。

特別養護老人ホームは「生活の場」です。
一人ひとりの生活リズムに合わせた支援を行っていき、安心して安全に生活して頂けるようにしてきます。
地域の方々と関わりながら、笑顔があふれる場所、にぎやかで楽しい場所、誰もが集える場所でありたいと思っています。
私たちは、お年寄りの皆さんの日々の生活を支え、地域との関わりを大切にしていきます。

旧国道11号を東温市方面に進み、平井保育園・小野小学校・小野中学校に向かうよう左折します。小野川に沿って進み、新与力橋を左折するとあります。
敷地内に、特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、一般の方も利用できる銭湯、コミュニティレストランがあります。
（※銭湯とコミュニティレストランは2021年春オープン予定）
建物の外に縁側があり、地域の子どもたちが気軽に立ち寄って遊べる場所になっています。

全29室の個室のお部屋があります。
全室に、エアコン・空気清浄機・洗面台・ベッド・チェスト（2つ）が備え付けてあります。
ベッドとチェストを置いても広々と感じられるお部屋です。

天井が高く、明るく開放的なスペースです。
ペンダントライトや、スポットライト、折り上げ天井に間接照明を使って、優しい明かりでホテルのロビーのようなスペースになっています。
お食事をしていただくテーブルとイスのスペース、ソファーのスペース、座卓を置き座ってくつろげるスペースがあります。

玄関から入った場所は広々としたコミュニティスペースとなっており、様々なイベントを行う時は皆さん一斉に集まって頂けます。。

それぞれのユニットでごはんとおつゆを作り、出来立ての温かいお食事を召し上がっていただけます。
昼食は選択メニューとなっており、その場で皆さんに選んで頂きます。
朝は、パンとごはんを選ぶことができ、コーヒーや牛乳も好きなものを選んでいただくことができます。
季節ごとに旬の食材を使い、竹の子ご飯や豆ご飯などとても喜んでいただいています。
他にも、夏にはそうめん流し、秋はいもたきなど季節ごとの食事を楽しみます。
手作りおやつも好評です。

個浴と特浴があります。
お一人お一人ゆっくりとご入浴していただけます。
個浴はリフト浴にもなっていますので、介護度に応じて、お手伝いをさせていただきますので安心です。

四季折々の行事を大切にしています。 春にはお花見に、秋には紅葉狩りに出かけたり、遠足でお弁当を食べたりと季節を感じ満喫します。
外での食事会も開催され、入居者の皆さんの希望が多いところに出かけていきます。
又、幼稚園訪問や運動会などの地域のイベントにも参加し、社会との繋がりを大切にしています。
施設での行事も多く、カフェタイムではおやつとコーヒーで穏やかなひとときを過ごします。
新年会、敬老会、クリスマス会、忘年会など夜、賑やかに行われ、オードブルやお酒で楽しみます。
スタッフも出し物をして、とても盛り上がります。