ある日突然知らない人が迎えに来て
「デイサービスに行きましょう」と言われたらどうしますか？

「どうしていかなければいけないの？」
「行きたくない」
「この人は誰？」と思われるかもしれません。

では知っている人が来たらどうでしょう。

「あなたが言うなら仕方ないな」
「あなたが言うなら信頼、安心できるわ」という気持ちになるかもしれません。

信頼関係は人と関わる上でもっとも大切なことだと思っています。
何事も信頼関係がなくては成り立ちません。

ではどうすれば信頼関係が作れるのでしょうか。
それは人それぞれ違います。

だからこそその人（人生）を知って心から関わることが大切です。
ぽっかぽかデイサービス（認知症対応型通所介護）では信頼関係作りから関わることを大切にしています。

2022年8月1日、ぽっかぽかデイサービスセンターは、ウェルケア高浜の敷地内に新設移転しました。
これまでに行ってきた信頼関係づくりを大切にしながら、新しい環境で、穏やかに過ごしていただけるよう、心を込めて関わらせていただきます。

高浜トンネルに続く道から、太山寺方面に曲がるとすぐの場所に立地しています。
すみれの団地の前にある3階建ての近代的な建物で、特別養護老人ホーム・ショートステイ・デイサービス・小規模多機能ホームを併せ持つ複合施設です。

認知症対応型　ぽっかぽかデイサービスセンター　ウェルケア高浜は、複合施設に隣接した2階建ての建物です。
認知症デイサービス、地域交流スペース、会議室、居宅介護支援事業所が併設されています。
庭には畑もあり、季節の花や野菜を育てています。

建物の1階がデイサービスです。
南面が窓になっており、明るく、ぽかぽかした環境で過ごしていただけます。
洗面所やキッチン、静養室などが完備されています。

ぽっかぽかデイサービスの名前のように、温かい雰囲気で居心地の良い空間を目指しています。
顔が見える関係の中、お一人お一人、ゆっくりと自分のペースで過ごしていただけます。

敷地内にある畑やプランターでは、花や野菜作りが好きな方、土を触る事が好きな方色々な目的で利用することができます。
収穫の時期が楽しみです。

2回には地域交流スペースや会議室があり、様々な用途でご利用いただいております。

四季折々の食材を使って、食事をご用意し食べていただいています。
毎月、お楽しみ弁当や月変わりのお膳を提供しています。
また、節分・ひな祭り・お花見・クリスマス・お正月など季節毎の行事に合わせた食事を提供しています。
昼食は、麺類か魚料理、麺類か肉料理、魚料理か肉料理というように選択メニューとなっています。
お昼ご飯を食べる直前に、出来立ての料理を見ながら選んでいただいており、皆様に喜ばれています。
利用者の皆様のご希望や体調に合わせて、やわらか食（材料の形を残しながら舌でつぶせる硬さの食事）・ミキサー食・ムース食・お粥・軟飯など個別の食事対応を行っています。
楽しみながら、美味しく食べて頂ける食事を提供出来るように日々努めています。
　

個人浴のお風呂となっています。
浴槽の位置を変更することができるため、お一人お一人の体調や介護度に合わせて入浴いただくことが可能です。
利用者さんにも、介護職員にも、無理なく安心して利用してもらえる浴槽です。

ぽっかぽかデイサービスセンターでは、利用者さんのできること、やりたいこと、を取り入れた取り組みを行っています。
お一人お一人の生活やご経験を振り返りながら、ゆったりと過ごしていただけます。

リアリティ・オリエンテーション（現実見当識訓練）にも力を入れています。
季節に合わせた制作や行事などを行っています。
日々の生活の中で、利用者さんの状態を観察しながら、不安を和らげる取り組みです。
介護職員がしっかり寄り添って関わりながら、利用者さんが安心して暮らしていけるようサポートしています。

年間を通し季節を感じて頂けるよう、様々な行事や行楽地への外出を実施しています。月に1度、ご家族も一緒に参加できるイベントを企画しています。又、地域の保育園や小学校との交流会、ボランティアの方による歌や演奏、踊りの活動があります。
　毎月のデイサービスにおいては、マッサージ（リフレクソロジーとタクティールケア）を希望者に無料で実施しており、落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと過ごしていただけるよう取り組んでいます。
　
※リフレクソロジーとは…
足裏のマッサージのことで、ストレスの軽減・血液の循環を良くする効果があります。
※タクティールケアとは…
やわらかく包み込むようなタッチケアを継続的に行うことで、不安な感情や痛みを和らげる効果が認められている、スウェーデン発祥の背中・手・足のマッサージです。
肌と肌を通してのコミュニケーションに重点を置き、認知症の周辺症状を緩和していきます。