グループホームしおりでは、「共に生きる」をモットーにしています。
「生きる」は良いことばかりではありません。楽しいこともあれば、悲しいこともあります。
職員は本当の家族ではありませんが、それでも本当の家族のように、楽しみも悲しみも一緒に分かち合い、たまにはけんかもしたりと自分の家で暮らすのと一緒の姿でグループホームで暮らしていただきたいと思っています。
職員のほうも、入居者さまに助けられること、支えていただくこと、学ばせていただくことがたくさんあります。
お世話をする、されるの関係ではなく、一緒に生きていきましょう。

ホーム長　網干　直美
『共に』というのは、本当にむずかしいことです。
表面上の支援は簡単ですが精神面での支援というのが難しく、「人と人」として関わっていくことが大切です。
「人と人」として接することが出来れば、本当に心から寄り添う理想の支援が出来るのだと思っています。

グループホームしおりは、ＪＲ宇和島駅から徒歩15分のところにあり、天神小学校の上に位置します。
グループホームあかりと併設しており、広々とした芝生の中庭があり畑では野菜も作っております。

全て個室となっており、お部屋には、洗面台とクローゼットが備え付けてあります。
使い慣れた家具を自由に持ち込んでお好きなお部屋を作っていただけますので、皆さん個性のあるお部屋になっています。
個室のうち2室はトイレ付きとなっています

皆さんが集うリビングは、建物が高台にあるので、宇和島城や内海の島々が一望できます。
明るく開放的なスペースとなっており、テーブル席やソファー席のお好きなところで、ゆったりと過ごしていただくことができ、利用者の皆様がお茶や食事を楽しんだり、会話を弾ませたり、交流を深める場所となっています。

地元の野菜やお魚・お肉など使った手作りの家庭料理をお出ししています。
季節の旬なものを使ったり、郷土料理などで皆様に喜んでいただいています。
また、食材を切ったり、野菜の下ごしらえなど、利用者様が出来ることは一緒にしていただいたり、お魚などは、近くに来る移動販売に行ってみんなで選んで買ったりと楽しみながら準備しています。

ご家庭と同じようなユニットバスとなっていますので、お一人お一人湯船にゆっくりと浸っていただけます。
一般浴の他、特浴がありますので安心して入浴していただけます。

毎日の生活では、お散歩やドライブ、個人のお買い物やお墓参り、温泉に入るなどいつでもご希望に応じて行っています。
また刺激のある生活を送っていただくために、年間を通して下記のような多くの行事を行っています。

・年間行事予定
初詣・節分・もちつき・花見・ダムへこいのぼりを見に行く・歴史博物館・夏祭り・お盆・お月見・運動会・いもほり・敬老会・秋祭り・感謝祭・ハロウィン・クリスマス・イルミネーション・忘年会など。

その中でも夏祭りは、グループホームから花火がよく見えるため近所の方も集まり、大賑わいになります。
グループホームの感謝祭では、地域の方やご家族を招いて手作りバザーを行っています。
また、近くの保育園や小学校の子供たちと交流をしたり、地区の公民館の活動にも参加をしています。
男性入居者の方と職員とで楽しむ「はまゆうの会」（男子会）という会があり、食事をしたり、門松を作ったりと男性同士での楽しい時間を過ごしていただく試みもしています。