【基本方針】
1.個人の尊厳
一人の人間としての個性、主体性、可能性を尊重しかけがえのない存在として大切にします。

2.信頼性、安全性、安心感の確保
職員自らの専門的役割を自覚し、資質の向上を図ることによりサービスを充実し、信頼性を高めるとともに利用者の安全を守り、安心して暮らせることが出来る環境の確保に努めます。
また、8割近い方が佐礼谷に住んでおられる方なので、顔見知りの方が多く安心して利用していただけます。
今まで生きてこられた人生を大切にして、体操やレクリエーションを通じて、ご利用者同士が交流しながら社会参加や生きがい作りに繋がる活動のお手伝いをしていきたいと考えています。

3.地域との連携
地域との交流、連携を通じ地域福祉の拠点として共に支えあう社会の構築を目指します。

「指定通所介護事業所　佐礼谷」は、佐礼谷地域医療との連携に特に力を入れており、お一人お一人の体調面だけでなく精神面についてもしっかりと把握し、医師と連携しながら親身になってお手伝いさせていただいております。
ショートステイもありますので、重度の方でも受入れが可能です。
利用者様またご家族のことを総合的に支えることができますので、お気軽にご相談ください。

地域の景観を損ねないよう、隣接する佐礼谷生活改善センターの外観に合わせています。
緑に囲まれ、拝鷹川が流れるのどかな場所で、穏やかに過ごして頂けます。
デイサービスの定員は18名です。

窓枠やドアに木目を多用し、木の温もりを感じられる、落ち着いた雰囲気のデールームとなっています。
大きめの窓からは、山の景色が見えるため、季節や天気の話など、話題作りにも活用されています。

お食事は、地元の四季折々の食材を使って、作りたての手作りお料理を心掛けています。

月に１回は「わくわくバイキング」の日です。
焼き飯や親子丼など、目の前で一人ひとりの注文を調理します。味覚だけでなく、においや目で楽しむなど、五感で感じていただき、よりおいしく食べる喜びを感じていただいています。

私たちは「口から食べる」ことを大切にしています。
お食事前には、ブローイング（吹く動作）や口とじ、舌の動きをよくするなどの体操時間をとり、口腔機能の強化に力を入れています。
また、軟菜食やミキサー食、ムース食にも力を入れています。
食材毎に味を調え、嚥下困難な方でも美味しく召し上がっていただけるよう、工夫することで口から食べる喜びを感じとっていただきたいと思っています。

一般的な浴槽のため、湯温調整をしながら一人ずつ入浴していただけます。
設備としてリフト付きシャワーキャリーがあり、介護状態に応じた入浴も可能です。

身体を動かすレクリエーションや、創作活動、体操、外出などさまざまな楽しい時間を皆さんで過ごしています。
機能訓練には、生活リハビリなども効果的に取り入れ、楽しみながら意欲的な活動を行っています。
なかやま幸梅園の行事に合わせて、運動会やわくわくバイキングなどにも参加しています。
秋に行う文化祭には、創作活動で作ったものを出展しています。