基本理念
「笑顔とまごころでやすらぎを」

総合目標
利用者様主体のサービスを提供する。

やすらぎの杜は、社会福祉法人正和会が運営する介護老人保健施設です。
同敷地内に、指定通所リハビリテーション・指定訪問看護ステーション・指定居宅介護支援事業所・グループホームを併設しています。
やすらぎの杜では、介護を要する高齢者・認知症あるいは障害を有する方々が、一人でも多く住み慣れた家庭や地域へ帰れるように、多職種協働でケアを実施し、地域包括ケアシステムの実現に向け在宅復帰ができるよう支援します。

また、利用者が日々笑顔で過ごせるよう関わりを持ち、利用者の「できること」に着目しそれぞれの状態に合った支援を行います。

指定通所リハビリテーションでは、作業療法士を複数名配置し、他職種協働でリハビリを総合的に行えるように取り組んでいます。
「歩行浴」では下半身のリハビリや筋力トレーニング、「ひのき風呂」では、大浴場ならではのゆったりとした気持ちで入浴をしていただくことが出来ます。

レクレーションも充実しており、一日中当施設を満喫することが出来ます。

また、ご自宅の住宅改修、福祉用具の相談についても、ケアマネージャーに相談できますので、お気軽にお声かけください。

宇和島市南西部（保田地区）の小高い閑静な場所に立地しています。
緑豊かなゆとりのある環境で、敷地面積も広く、自然に囲まれてのんびりと過ごしていただける施設です。
山の緑にやわらかいオレンジの屋根が映え、来訪者を温かくお迎えします。

半円形のデイスペースは、天井が高く、広々としており、明るく活動的な空間です。
開放的な空間ですが、目線を外して、少し休めるスペースも作っています。
機能訓練ルームも充実しております。
また、廊下を利用して、100m以上の歩行訓練も可能です。
お天気の良い日には、中庭を散歩したり、ベンチでのんびりと過ごされたりもしています。

管理栄養士による、バランスの取れたメニューとなっています。
お一人お一人に合わせて対応しており、おかゆ・きざみに関しても、かなり細かな対応をさせていただいています。
毎月、目の前で主食を選んでいただけるワゴンサービスを実施しており、皆さんで楽しまれています。

大きな窓のある総ひのきの広々としたお風呂で、外の景色を眺めながら、ゆっくりと入っていただけます。
ストレッチャーのリフト浴もあり、身体の不自由な方も、安心して入浴していただけます。

やすらぎの杜では、季節に応じて、様々な行事を行っています。
メイン行事は『やすらぎの杜納涼祭』で、中庭で盛大に開催されます。
地域の人やご家族をはじめ多くの方が集まり、屋台もたくさん出て、太鼓や様々な催しで賑わいます。
年2回敬老会と新年会には、近所の保育園児が遊びに来てくれます。

毎日の生活においては、リハビリ、介護予防のデイ、自立支援に取り組んでおり、認知症の方も受け入れています。
リハビリは、個別リハビリを中心としたプログラムで、レクリエーション・カラオケ・食事前の嚥下体操・1日2回の立位訓練などを行っています。
学習療法は、介護福祉士・看護師が中心になって行い、情報を家族と共有することで、認知症予防・介護予防としても活用しています。
タクティールケアにも取り組んでおり、落ち着かれない方、痛みのある方に補充療法を行っています。

【くもん学習療法】
やすらぎの杜は、愛媛県学習療法導入施設の先駆けとして、見学施設に委嘱されています。
学習療法とは、認知症を予防・改善する効果が科学的に証明された唯一の非薬物療法です。
音読と計算を中心とする教材を用いた学習を、学習者と支援者がコミュニケーションを取りながら行うことで、学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの前頭前野機能の維持・改善を図るものであると定義されています。
全職員が利用者に対応できるように研修をしっかりと行い、学習療法を介護に活かしていけるよう、職員の接遇面を含めた資質アップを目指し、施設全体で取り組んでいます。