介護老人保健施設　福角の里は、平成27年1月からユニット型、平成27年6月より、在宅強化型老人保健施設に移行しました。
それに伴い、20室が在宅支援型老人保健施設　サテライト粟井となって、粟井エリアに誕生しました。

在宅強化型老人保健施設とは違い、じっくりと在宅生活に向けて取り組むことが出来るのが魅力です。
静かな環境の中で、自分のペースに合わせて生活していただければと思います。


老人保健施設とは看護、医学的管理のもとに介護、医療、機能訓練等を行い出来るだけ自立した日常生活がおくれ、家庭生活に帰れることを目指し、明るく家庭的な雰囲気で、入所者の意思、人格を尊重しなければならないと定められております。
福角の里は開設以来、色々なハンデキャップをもったお年寄り（多くは急性期病院、回復期リハでの治療をおえた方々）のケアとリハビリを行って残存機能の維持向上をはかり、家庭復帰をめざしてまいりました。現実には色々と問題がありますが出来るだけ基本理念にそって入所療養介護、短期療養介護、通所リハ、ホームヘルプサービス、居宅介護支援、訪問介護等を通じてお年寄りの生活向上、福祉の充実を目指してこれからも努めていきたいと考えております。

松山方面から196号バイパス方面へ進み、トンネルを2つ抜けて最初の信号（光洋台入り口）を右折します。
特別養護老人ホームあわいに隣接した平屋の建物となっています。

全室、個室となっています。
ベッド、クローゼット、床頭台、洗面台が備え付けられています。
そよかぜユニットの個室は、全室特別室となっており、空気清浄機、冷蔵庫、リクライニングソファが備え付けられています。
テレビ等、好きなものを持ち込んでいただけるようになっており、お部屋をつくっていただけます。

そよかぜ、はるかぜ　と「風」をテーマにしたユニット名となっています。

ユニット毎に共同生活室があり、テーブル席やソファ席に皆さんが集まって、レクリエーションやお話をされています。

ユニット間には機能訓練室があり、歩行訓練や、理学療法士または作業療法士による個別リハビリを受けることができます。

季節を感じていただけるような食事を提供できるようにこころがけています。
盛り付けかたにもこだわり、目でも楽しんでいただけるように工夫しています。
また、個々に対応した食事や、糖尿食などの特別食も行っています。

個浴、リフト浴を設置しており、介護度に合わせて安心してご入浴いただけます。

毎月、様々なイベントを企画しています。
できるだけ外出する機会を多くしており、季節のお花を見に出かけたり、一緒に買い物に出かけたりと、楽しんでいただけるイベントを企画しています。
8月には、夏祭りが盛大に開催されます。
地域の皆様もお呼びして、屋台を出したり、盆踊りやカラオケなどで盛り上がります。

元気で自立した生活を送っていただくために、在宅復帰を目指して、リハビリに力を入れています。
理学療法士、作業療法士のプログラムのもと、個別リハビリ、集団リハビリの他に、日常生活でのリハビリも多く取り入れています。
共同生活をベースに、リハビリスタッフとコミュニケーションを多くとりながら、「生活に近いリハビリ」となるよう努めています。