【クレセント馬木運営理念】

・個人を尊重し、その人らしい生活を支援します。
・地域の中で共に暮らしていけるよう支援します。

グループホームには、違う環境で生活してきた皆さんが、縁あって集まって暮らしています。
ここでの生活には、皆さん一緒の家族として、いろいろな楽しみがあります。
季節を五感で感じていただくために外出をしたり、元気で生活をしていただくために体操やリハビリなどで体を動かしたり。
皆さんにとって、お家が一番なのでしょうが、その次がグループホーム馬木であってほしいと思ってお世話をしています。。
ここにいればほっとする、安心していられる、そんな場所でありたいです。
私達も、皆さんと一緒に生活をすることで、いろいろな思いを共有できたらいいなと思います。

グループホーム馬木は、閑静な住宅街にあります。
すぐ近くには公園があり、車の通りも少ないため、安心して周囲の散歩を楽しむことができます。
庭には、広い畑があり、季節の野菜を実らせています。
マイクロバスがありますので、ブドウ狩り、菊花展、外食など、季節の行事や外出を行っています。

日当たりが良い、明るいお部屋となっています。
ベッド、タンス、エアコン、カーテンが備え付けられています。
お好みの家具を入れていただき、好きなお部屋にしていただけます。
お部屋が中で繋がっている夫婦部屋も1室あります。

グループホーム馬木は、3ユニットとなっており、リビングは各ユニットで壁紙やソファの色を変えて違う雰囲気となっています。
テーブル席やソファで、くつろいでいただけます。
1階にはリハビリ室があり、低周波や干渉波、赤外線などの物療機器や歩行器などが備え付けられています。
この部屋は多目的ホールとしても使われており、ボランティアの方による催し物を楽しんでいます。

各ユニット毎でスタッフが作っています。
入居者の方とお買い物に行ったり、リクエストを聞きながら、担当スタッフがメニューを考えています。
その時期のものを食べていただき、食事により季節感を感じていただくことを大切にしています。
畑では季節を通して、様々な野菜を作っており、旬の野菜が食卓に並びます。
また、お年寄りの方は便秘がちですので、繊維質のものを多く取り入れ、自然な便通を促しています。
私たちは、『口から食べる』ことを基本としています。
お茶をゼリーにしたり、食べやすいムースを作ったり、できるだけ口から美味しく食べていただけるよう努めています。
食事は生活の基本です。
体調面を考慮しながら、美味しいものを健康的に食べていただきたいと思っています。

ユニット毎に、一般のご家庭のようなお風呂を設置しています。
できるだけ湯船に入って、お風呂を楽しんでいただけるよう、スタッフがお手伝いをしています。
体調的にどうしても難しい場合には、機械浴も設置しておりますので、安心して入浴していただけます。

初詣、夏祭り（納涼祭）、運動会、秋祭り、クリスマス会など、季節の行事はたくさん行っています。
月に1回は外出を行っており、お花見やぶどう狩、コスモス祭や菊花展など、五感で季節を感じていただける場所に出かけています。
また、観劇にいったり、外食に行ったりと、普段の生活から離れて気分転換にもなります。
グループホームは皆様の『家』です。
これまでの生活と同じように、外に出て楽しんでいただければと思います。

いつまでも元気で楽しく過ごしていただけるように、体を動かすことを勧めています。
毎朝、タオル体操やチューブ体操をして体を動かしています。
皆さん、体操の後はお茶の時間を楽しんで、その後、リハビリ室へと移動されます。
あまり体に負担になりすぎないように、理学療法士が立てたメニューに沿って、運動や物療を行います。
月曜日から土曜日は毎日、日曜日は自由参加なのですが、ほとんどの方がリハビリの時間を楽しみにしており参加されています。
グループホーム馬木に来られてから、ADLが改善された方は多くおられます。
日々の運動により、少しでも自分で動ける機会を増やし、外出によりリフレッシュして、元気に楽しく過ごしていただければと思います。