2015.06.12しあわせごはん

『第21回しあわせごはん　シリコンスチーマーで簡単♪おもてなし料理　ミートローフ』

第21回しあわせごはん
http://www.medica-site.com/happycook/index_n021.html

ミートローフ（約6人分／シリコン型１つ分）
合挽きミンチ・・・ 300g
玉葱（みじん切り）・・・中1個
ミックスベジタブル・・・ 100g
卵・・・ 1個
パン粉（分量の牛乳に浸しておく）・・・ 20g
牛乳・・・ 50ml
コンソメ（顆粒）・・・小さじ1
うずらの卵（茹でて殻をむく）・・・ 6個

付け合せ
しめじ（石づきをとり、小房に分ける）・・・ 60g
しょうゆ・・・小さじ2
みりん・・・小さじ4
マカロニ（茹でておく）・・・ 35g
さつま芋（輪切りにして茹でておく）・・・ 120g
パプリカ（乱切り）・・・ 100g
ベビーリーフ（乱切り）・・・ 60g

ソース
肉汁・・・全量
トマトケチャップ・・・大さじ4
ウスターソース・・・大さじ4

＜ミートローフ＞
１．フライパンで玉葱を炒めて粗熱をとっておく。
２．ボウルに１．と合挽き・ミックスベジタブル・卵・牛乳に浸したパン粉、コンソメを入れて混ぜ合わせる。
３．シリコン型に分量外の油を塗り、２．の半量を入れ、茹でたうずらの卵を均等に並べる。
４．残りのタネを敷き詰める。
５． 180度に余熱したオーブンで20分焼き、200度で10分焼く。
６．フライパンで肉汁とケチャップ、ソースを煮詰める。
７． 12等分に切り、盛り付け、ソースをかける。

＜付け合せ＞
１．フライパンにしめじと少量の水、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ2を加えて炒め、茹でておいたマカロニと和える。
２．茹でたパプリカをポン酢大さじ1とマスタード小さじ1/2で和える。

■ “食”を楽しんでもらうためのレシピ

「デイサービス道後茶寮」は、「食事」をメインとしたデイサービス。
利用者さんは、「ちょっとお友達とお食事に♪」という感覚でここにやってきます。
キッチンに立つのは基本的に一人。
一人で献立～料理～片付けまでをこなします。

専用の衣裳を着て、雰囲気バッチリ！
衣裳も“おもてなし”のひとつなのです！

今回のメニューのメインは、ミートローフ。
シリコンスチーマーを使うことによって、手間いらず。
オーブンで焼いている間に、前菜などを仕込むことができるので段取りもラクチン♪

利用者さんに最高のおもてなしを！
器や盛りつけにもこだわります。

もちろん、「温かいものは温かいままで」。
お皿も温めておいて、直前にサーブ。

こちらが今日の全メニュー。
ミートローフ、かぼちゃのガレット、ひじきとクリームチーズのサラダ、厚揚げの野菜あんかけ、豆乳の味噌スープ！

ひじきとクリームチーズ、豆乳と味噌など、珍しい食材の組み合わせで、経験豊かなご利用者さんたちにさらに新しい味を発見してもらえるような、楽しいメニューです。

「和食」、「あっさりめ」などになりがちなお年寄りの食事。
道後茶寮のレシピは、栄養のバランスを考えながらも、食べると楽しくなって、新しさを発見できるような、そんな食事を提供しているのです。

■ 提供の仕方にも工夫がいっぱい！

お昼が近づいてくると、まず利用者さんに好きな箸置きとランチョンマットを選んでもらいます。
BGMは、クラシック♪ 利用者さんの好きな曲がかかっていることもあります。
準備ができたところに「にんじんジュース」が運ばれてきます。
飲むと唾液が出て来るジュース。
体に「これから食事をしますよ」という信号を送ります。

にんじんジュースを飲み終わる頃に、前菜が配られます。
道後茶寮の食事は、コース形式。
食前ジュース→前菜→メインの順番にお食事が提供されるのです。
ちなみに、食前ジュースが出て来るまでに、レクリエーションなどを挟むことはほとんどありません。
友達と食事に来た感覚で、利用者さん同士でたくさんおしゃべりをしてもらいながら待ってもらいます。

食事が配られたら、きちんと献立の説明をします。
どんな食材を使って、どのような料理をしているのか、説明を聞くことによって食への興味がますます湧いてきます。

前菜が終わったら、メインの登場！
「わぁ！」利用者さんから歓声が上がります。
利用者さんがお箸を置くまで、お皿を下げることはしません。
時間を気にせず、おしゃべりをしながらゆっくり食べていただきます。
「おいしいね！この味付け何でしたん？」
「こんなにおいしいお料理を食べさせてくれて、本当にありがとう！」
食事の時間は、利用者さんの笑顔でいっぱい！
やっぱり、食事は元気の源ですね♪