2021.02.09カリスマスタッフ
第164回カリスマスタッフ 特別養護老人ホーム ていれぎ荘 介護スタッフ 坂田慎也さん
【 ひとこと 】
この仕事を始めて、4月で11年目になります。
ケアマネジャーの資格を持つ母から「ご年配への抵抗もないし、介護の方向へ進んでみたらどうか?」という後押しもあり、私は福祉系の専門学校へ進みました。
専門学校時代、実習で「この方は気難しい」と言われている利用者さまが居らして、気になった私は、よくその方に話しかけていました。
ホタルを見に行く行事で隣に座った時、いつも寡黙なその方がたくさん話してくれて、嬉しかったのを覚えています。
基本的に、きっと誰も優しいのです。
その時から、より強くコミュニケーションを図るのが楽しいと思え、介護という『人と関わる仕事』を前向きに考えられるようになりました。
ありがたいことに今では「慎ちゃん」と呼んで可愛がってくださる利用者さまや、「私は坂田さんじゃないと!」「話しやすくて、つい頼っちゃうのよ」と仰ってくださる利用者さまもいらっしゃいます。
ご家庭の事情で退所される事になってしまった利用者さまのところへお会いしに行かせて貰った際(コロナ禍以前)、私に気付いて泣いて喜んでくれた姿は、この仕事をやっていて良かったと思う、原動力になっていますね。
利用者さまやスタッフから話しかけやすく、質問や相談もされやすいので、今後はケアマネジャーの資格を取って、みなさんの問題解決のお手伝いをしたいと思っています!
【 推薦者より 】
坂田さんは、常に穏やかで介護技術の高い、誰からも好かれる人気者。
後輩にも「先輩が居てくれて頼りになる、安心できる」と評判です。
地元の愛南町が大好きな、魚釣りや虫に詳しい、まるで少年のような青年ですね。
話の引き出しが多く、色々な面白い話ができる人ですよ。
良く気付き、陰で支えるのが得意。そんな安定感のあるところも魅力ですね。
でもちゃんと自身の意見もあり、頼もしい部分もある。正に期待の星です。
ていれぎ荘の顔になって欲しい。
これからも、力を貸してくださいね!
一緒に頑張っていきましょう!
いつも笑顔で利用者さまとお話する坂田さん。
口調も穏やかなので、利用者さまもリラックスされています。
車椅子で進む際も、会話から利用者さまの本日の調子を注意深く観察する、坂田さん。
この日の体調は◎だったようです!