2019.02.15介護のお役立ち情報 ”認知症の人と家族の会”に参加してみませんか? 認知症の方を家族に持つ人は、さまざまな悩みを抱えていると思います。 — こんなとき、どう対応すればいいか分からない — 介護をしていて、時々むなしくなる — この辛さを誰とも分かち合えない etc… そんな悩みや想いを共有し、互いに支え合う会が“認知症の人と家族の会”。 愛媛では1981年に発足し、今までたくさんの人の気持ちを軽くしています。 “認知症の人と家族の会”とは 社団法人認知症の人と家族の会<旧・呆け老人をかかえる家族の会>は1980年京都で発足した認知症に関わる当事者を中心とした全国的な唯一の民間団体。 1994年4月には、厚生大臣(当時)から民法第34条にもとづく公益法人(社会法人)の許可を受けています。 全国43都道府県に支部をもち、国際アルツハイマー病協会(本部:ロンドン)に加盟。 認知症の人本人、介護している家族、認知症の介護に携わっている専門職、認知症に関わる医療職や研究者、認知症に関心のある人、ボランティアなどが会員で、「つどい」「機関誌の発行」「相談」の3本柱を中心に活動を行っています。 愛媛支部のメンバーのみなさん 経験豊富なメンバーが、みなさんの語り合いをサポートしてくれます。 介護者同士が経験や悩みを交換する集い。 介護家族を中心に専門職なども参加して、地区会で実施しています。 認知症の症状は、個人によって異なりますが、共通点も多々あります。 自らの経験を話し、みんなで共有することにより、気持ちがすっとしたり、対策を知ることができたり、情報や知識を得て介護への力をつけることができます。 例えば… 3月8日の会ではこんな話が出ました。 症状が落ち着いてきたと思って安心していたら、態度が急変してしまった。 レビー小体型の認知症で、幻覚や思い込みに悩むことが多い。 一生懸命介護を行っているが、逆に怒られたりすることがあると辛くなる。 医師にじっくりと相談をしたいが、なかなかゆっくり対応してくれない。 じっくりと相談できる医療機関の情報がほしい。 介護をしていて、カーッとならないようにしているが、このまま感情を抑え続けられるのかが心配。 趣味の晩酌ができなくなってしまう。ストレス発散や、友達つきあいにも響いてくるのが悩み。 私だけ、こんなことで時間をつぶしていいのだろうかと思ってしまう。 ぽ〜れぽ〜れ 本部機関誌。毎月25日発行、発行部数17,000部。 社会法人 認知症の人と家族の会 えひめ支部だより 愛媛支部がつくる、機関誌。「つどい」やイベントの日程や、参加者の声などを掲載。 本部機関誌「ぽ〜れぽ〜れ」と、各支部会報を発行しています。 介護体験、会員の声、認知症の人の想い、介護保険情報、医学知識、介護知識、国際情報などを掲載し、家族にも専門職にも役立つ情報をめざしています。 つどいなどに参加できなかった会員に情報を届け、行政や報道機関には介護家族の実態や想いを知らせる重要な役割を果たしています。 本部・支部で世話人や介護経験者が電話、または面接による相談に応じています。 本部(京都)では、2000年に全国どこからでもかけられるフリーダイヤルの電話相談を開設し、年間3,000件以上の相談があります。 支部の相談は地域の実態に即した情報を得ることができます。 089-923-3760 0120-294-456 月・水・金 9時〜16時(祝日振替休日除く) 松山市道後町2-11-14(看護協会内) 土・日・祝日を除く毎日 10時〜15時 ※全国どこからでも無料(携帯、PHSは不可) 「ここ来るまで、ひとりきりだった」、「はけ口があるのは助かるなぁ」、「みなさんとお話してラクになった」、「当人との関わり方が穏やかになった」etc…つどいに参加されたり、相談を利用された方の感想は「こんな会があってよかった!」というものばかり。 「大丈夫です。その時期はすぎますから」、「うちもまったく同じ症状です!」、「それが大変なんよねぇ…。」、「今一番しんどい時じゃね」、「それは、なんぎだねぇ。」…そんな相づちを打ってもらうだけで、話を聞いてもらうだけでも気持ちはラクになるはずです。 当然、相談をしたからと言って病気が治るだけではありません。 しかし、相談をすればいろんな角度からの知恵も出ますし、何より心の支えになります。 認知症とまっすぐに向き合うため、認知症の家族と「人として関わる」ため、笑顔の介護のために、利用されてみてはいかがでしょうか? 認知症に感心のある方なら、どなたでも入会できます! 【社会法人認知症の人と家族の会】 HP:http://www.alzheimer.or.jp/ 会費;正会員:個人5,000円、団体10,000円、賛助会員10,000円) ※会費のうち、40%は支部活動費として、会員の存在する支部に還付しています。 本部連絡先 本部:075-811-8195(FAX 075-811-8188) 愛媛支部連絡先 〒790-0843松山市道後町2−11−14 089-923-3760(FAX 089-926-7825) 代表者 行本絹枝 このページのTOPへ戻る 利用規約 | リンクについて | 会社概要 | プライバシーポリシー | お問合せ | 求人・施設・企業広告掲載について Copyright © 2006- 2019 Medica group.,Ltd. All Rights Reserved. こんな記事も読まれています 2020.03.10 退院・入院・介護についての相談ができる 愛媛県内の病院相談室一覧 2019.03.19 平成30年度特別養護老人ホーム等の施設整備に係る公募結果(愛媛県松山市) 2019.02.15 ケアマネージャーお役立ち情報