2020.10.22認知症診断ツール
MMSEスケール(ミニメンタルステート検査)

MMSE(Mini-Mental State Examinaton)は、1975年にアメリカのフォルスタイン夫妻が入院患者の認知状態を測定する目的で作成したものです。
2006年に杉下守弘氏が翻訳し、「MMSE-J」として利用されています。
時間の見当識、場所の見当識、3単語の即時再生と遅延再生、計算、物品呼称、文章復唱、3段階の口頭命令、書字命令、文章書字、図形模写の計11項目から構成される30点満点の認知機能検査となっています。
・27~30点 異常なし
・22~26点 軽度認知症の疑いもある
・21点以下 どちらかというと認知症の疑いが強い
公益財団法人長寿科学振興財団
第3章 認知症の診断 4.認知機能検査
元住吉こころみクリニックさんの解説
一般の方には、こちらの方ががわかりやすいのでご参考ください。
【Mini-Mental State Examinaton (MMSE)調査票】
※印刷してお使いください。
※MMSEの検査の具体的手技も記載されています。