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| 【学 名】 |
Lavandula angustifolia |
| 【分 類】 |
シソ科ラバンデュラ属 |
| 【別 名】 |
トゥルーラベンダー |
| 【種 類】 |
常緑小低木 |
| 【原産地】 |
地中海沿岸 |
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初夏を代表するハーブ、ラベンダーの名前の由来は、ラテン語で“洗う”を意味する『ラバレ（ｌａｖａｒｅ）』から
リラクゼーションハーブの代表格とも言われ、芳香剤や化粧品に使用されているほか
甘くすっきりとした花の香りを生かしたポプリやリース、押し花など、
さまざまな形で皆さんの暮らしに取り入れられている、とても身近なハーブの一種です
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ラベンダーの甘くすっきりとした花の香りには、気持をリラックスさせ、身体のリズムを整える働きがあります。
鎮静作用があって、眠りにつきやすくすると言われ、リラクゼーションハーブの代表格です。
古代ギリシャやローマ人たちは、バスタブが紫色に染まるほどたくさんのラベンダーの花を浮かべて入浴し、清潔を保ち傷を癒すのに役立てながら優雅なひとときを過ごしたそうです。
イギリスでは気絶した女性にラベンダーの香りを嗅がせると息を吹きかえす“魔法の香り”と言われていたとか。
またイタリアではラベンダーが花咲く季節には、その花の茂みに洗濯物を広げて香りを染み込ませながら乾燥させる習慣があります。また花のない季節には、タンスや戸棚に乾燥して保存しておいたラベンダーポプリを入れて１年中香りを絶やさないそうです。芳昔から薬草、香料として親しまれ、特に防腐・防虫効果と神経沈静作用はよく知られています。学名はラテン語の「洗う」という意味に由来。古代ローマ人は衣類や身体を洗うときに、この花を使ったと言われます。フレッシュハーブのかすかに匂うシーツにくるまれて、うっとり眠りにつく……アロマテラピーの原点と言えるかもしれません。
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薬用植物・ハーブの中でもラベンダーは万能ハーブといわれ、やけどや傷の手当てをはじめ古くからさまざまに使われてきました。香りのリラックス効果はもちろん、その作用はストレスや神経系の緊張からくる身体的不調の改善にも役立ってくれます。また、炎症をしずめ傷ついた細胞を回復させる作用（消炎作用）や抗菌、抗ウイルス作用から、美容分野はもちろん医薬分野、化学分野での研究や活用も盛んです。
アロマテラピーでもっとも広く使用され、痛みを和らげる特性や鎮静効果など、その効能をご存知の方も多いことでしょう。不眠症や風邪などの感染症、頭痛やめまい、腸にガスが溜まるのを抑えたりと、まさに万能ハーブです。 |
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ラベンダーは、日当たりと排水の良い、カルシウム分を含む弱アルカリ土壌が適しています。（有機質の少ない石灰質土壌がよく、窒素分の多い土、通気性の悪い土、湿気の多い土には適しません。）定植後、ごく少量の石灰質肥料を株元に置けば充分です。
ハーブの中でも、ラベンダーの栽培は多湿の日本の気候、環境においては難しい部類です。また、ラベンダーの生長には比較的時間がかかりますが、寿命は長く、低木になります。挿し木苗、実生苗とも１年目はあまり花をつけません。１年目のつぼみは全部摘み取り、株を繁らせたほうが２年目の花穂がよくつきます。花が終わったら、株を刈り込んでおくと、翌年の花つきがよくなります。 |
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ドライフラワーやポプリにするなら、蕾の状態の時に収穫した方が香り良く、きれいに仕上がります。
花穂はなるべく早く切り取ることが、株の生育のために重要。花茎に葉が10枚くらいついた場所で切り取りましょう。
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挿し木と実生で増やします。挿し木は、春の新芽か秋の新芽を３?５ｃｍに切り、下葉を取り除き、湿らせたバーミキュライトなどの培土に２ｃｍほどの深さに挿します。
軽い日よけをして、風通しの良い場所に挿し床を置けば、３週間ほどで発根します。 |
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ラベンダーには、たくさんの種類があります。
現在日本で育てられているラベンダーの種類についてご紹介したいと思います。
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| イングリッシュ系のラベンダー |
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北海道のラベンダー“オカムラサキ”
香りがとてもよいので、主に香水の原料として使われる。
花穂はとても長く、とても濃いラベンダー色が特徴である。 |
| コモンラベンダー |
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“ナナアルバ”
花の付き方にかなり特徴がある。
芳香にとても優れているので、ポプリ、
オイルなどに使用。 |
| スパイクラベンダー |
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“ヒドコート”
花穂がつまった容姿はどこかムスカリに似ている。
濃紫色の花色は一目をひきつける。
香りは弱いためドライフラアワーや観賞用に向く。 |
| ヒドコートラベンダー |
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| ラバンジン系のラベンダー |
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暑さ、寒さに断然強いことが最大の特徴。
日本でラベンダーがガーデニング花材として認知されるようになったきっかけを作った種である。また、日本初のラベンダーの特許を取得という快挙を成し遂げた種でもある。 |
スーパー
セビリアンブルー |
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“アラビアンナイト”
芳香性が高い。 |
| グロッソ |
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| フレンチラベンダー系のラベンダー |
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“ストエカスアルバ”
白花種。
栽培歴史はとても古く,古代から地中海沿岸
では薬用に使用されていた。 |
| ストエカス系 |
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| デンタータ系 |
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四季咲きのため、3月?11月まで花が楽しめる
草姿がとてもしっかりしていて,バランスも良い。 |
スーパー
サファイアブルー |
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お料理に、美容に、健康に・・・
その他にもさまざまな場所で私たちの暮らしに役立てられているハーブ
そんなハーブを使った活用術をご紹介していきたいと思います
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ラベンダーは古代からかおりのある草として珍重され、お風呂に入れたり衣装棚やポケットに入れるサシェにして使われました。また、現在もラベンダーのエッセンシャルオイル（精油）は、石けん、ローション、オーデコロンに調合する香料として幅広く利用されています。
また、沈静、頭痛、肩こり、鎮痛、殺菌、消炎、消毒、発汗、駆虫などの効果もあり、フランスでは家庭常備薬のひとつとされています。
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?ドライのラベンダーでラベンダーティーを飲む
?眠る前にハーバルバスにゆっくり入る
（ぬるめの浴湯に、２?３滴のラベンダーエッセンシャルオイルを入れる）
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古くはラベンダー花を帽子にさすだけでも頭痛が治り、頭の働きが良くなると言われました。
?ホホバオイルを伸ばしてから、ラベンダーのエッセンシャルオイルを塗る
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| ラベンダーのエッセンシャルオイルを原液のまま患部に何度もぬる |
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クローゼットに・・・
?コットンにエッセンシャルオイルをしみこませ、瓶などに入れる
?花を収穫し、ラベンダースティックを作って入れる
?ドライにした花を使い、サシェを作る
ハエや蛾、蚊除けに・・・
?部屋にラベンダーの花をつるす
?肌に直接エッセンシャルオイルをぬる
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今回は、ラベンダーを使って石けん作りをしてみました！
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まず、ラベンダー水を作ります。
大さじ３の乾燥したラベンダーフラワーに２００ｃｃの熱湯を注ぎ、蓋をして２時間おきます。 |
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次に石けん５００ｇにラベンダー水１００ｃｃ、
はちみつ大さじ３を加え、湯せんにかけます。 |
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弱火にかけてよくかき混ぜ、なめらかになるまでよく練ります。 |
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細かく切ったハーブ（今回はラベンダー）を?に混ぜ、
湯せんにかけたままさらによく練ります。 |
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手にサフラワー油などをつけ、形を整えます。
今回はプリン型にラップを敷いてみました。 |
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乾燥して完成！
練作業は大変でしたが、とってもいい香りの石けんができました。 |
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comfort herb
コンフォート ハーブ 代表
〒790-0858
愛媛県松山市道後姫塚乙12-2
TEL： 090-7145-4494
庭園設計・施行、 ブライダル装花、グリーンディスプレイ（観葉植物）、ガーデニング講師（グリーンアドバイザー）
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お花やハーブが大好きです。
その好きなことを仕事として続けられ、毎日がとても充実しています。
暮らしの中に花やハーブのある楽しさや、喜びづくりのお手伝いが、
少しでもできればと思っています。
お気軽にご相談くださいね♪
ガーデニングライフ イズ ワンダフル！
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松本先生がお手伝いされているお店はこちら（五十音順）
リストランテ クワトロスタジオーニ さん（西条市喜多台）
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ラ・マテリエ さん（新居浜市新須賀町）
リストランテ ラ・テラッツァ さん（松山市大手町 ホテルJALシティ松山1階）
洋食ＫＯＫＯＲＯ さん（新居浜市西の土居町 明屋書店ＭＥＧＡ西の土居店内）
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