人との関わりが大好きな、物腰柔らかなお姉さん!
介護業界に入って、今年で20年目です。
介護業界に入るきっかけは、高校時代にご近所さんとの世間話で出た「介護のお仕事があるよ」というアドバイスでした。
その頃はまだ特にやりたいことが見つけられず、「手に職があれば安心だし、今後の祖父母や両親の介護で役立つかもしれない」と考え、介護の学科がある学校へ進学することに。
在学中にヘルパーの資格、卒業時に介護福祉士の資格を取り、卒業後は介護施設の介護職員として働き始めました。
対人関係のある介護の仕事を選んで就職したものの、私はもともとコミュニケーションがあまり得意ではありませんでした。
引っ込み思案な性格のため、ご利用者様と何を話したらよいのか分からず、新人の頃は目線も泳いでいたと思います。
介護職員としてご利用者様とコミュニケーションを重ねることで、私の知らない体験や知識をたくさんお話ししてくださるご利用者様に、興味が湧くようになりました。
世代による感じ方の違いかもしれませんが、私とご利用者様ではモノの見方や意見が異なることもあります。
「なるほど、そういう考え方もあるのか!」と学ばせていただくことも多く、ご利用者様とのやり取りが、とても楽しいと感じるようになりました。
ご利用者様が私の名前を覚えてくださり、「平松さん、お手伝いしてくれない?」と介助のご指名をいただける機会も、多くなっています。
ご指名いただくことで「自分が役に立っている、ご利用者様から必要とされている!」と感じて、嬉しいです。
介護の経験値も上がり、家族の協力のもと、祖父の看取りを自宅で行うことができました。
身体の大きな祖父でしたが、トイレやお風呂の介助を自宅で行えたのも、介護の仕事で培った経験のおかげです。
「最後まで、家で過ごしたい」という祖父の願いを叶える手助けができて、嬉しく思いました。
私はこれからも、ご利用者様が安心して生活できるお手伝いを続けたいと思っています。
一日でも多く美味しいものを食べて、一つでも多くの経験をしていただきたい。
季節のお料理や壁を飾るイラストなどから四季を感じつつ、「今日も楽しいなぁ」と穏やかに過ごしていただきたいです。
豊かな生活をご提供し続けられるように、自身の健康にも気を付けながら、ご利用者様とたくさんの楽しい体験を重ねていきたいと思います!
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ご利用者様と談話室で談笑する平松さん。 ご利用者様に目を合わせて、楽しそうにお話されていました。
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「ご利用者様のペースを大事に、介助しています」と話す平松さん。 急かさず、待つことも大切と話されていました。
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