私は人との会話が大好きな人間です。
会話をする相手の歩き方や話し方の癖・特徴を覚えたり、声のトーン、表情の切り替わりなどを観察したりすることが得意なので、会話する相手の気分や体調の変化を敏感に察知することができます。
そんな特性や特技があったこともあり、進路を考えた際に「人と話す仕事がしたい」と考え、福祉の学校へ進みました。
そして介護の世界に入り、今年で15年目です。
はじめは仁勇会の「介護老人保健施設 合歓の木」で認知症病棟の介護士として、13年ほど働いていました。
1年半前からご縁があって、同じく仁勇会の「介護付有料老人ホーム ケアビレッジ瀬戸風」に異動し、現在は介護主任として働いています。
合歓の木では、色々な職種の方と関わりながら、リハビリの先生の指示に従ったケアを行っていましたが、ケアビレッジ瀬戸風では、合歓の木で培ってきた経験を活かし、自身の判断でケアを行うようになりました。
合歓の木での経験は、夜間の「オンコール体制」というナースさんへ連絡しなければならない緊急事態で発揮されています。
ご利用者さまの異変にいち早く気付き、「熱が上がったらどうしたらいいか?」、「出血があった場合、どれくらいの深さの傷なのか?」といった、今の状況を具体的にナースさんに説明できたり、症状を緩和させたりする判断能力がつきましたね。
先日はご利用者さまの発熱が起こる、その少し前に「これは高熱になりそうだ」と予兆を感じ取れたので、迅速な対応ができました。
そんな風に、自分の特性と合歓の木での経験を活かし、ナースさんと連携して、夜間の安心を守っています。
そんな私の好きな言葉は、「幸せを伝播させるのは、笑顔の笑い声」です。
不安や悲しみを抱えていると、人は、声出して心から笑えません。
笑顔や笑い声を見聞きして「あぁ、この方は安心できているな」と思えるのです。
ご利用者さまが私の顔を見た時に「三瀬さんおはよう!」と嬉しそうな笑顔になると、「よし!今日も元気にやってやるぜ!」という気分になり、モチベーションも上がりますね!
だからこそ、私は私自身とご利用者さま、スタッフ全員の笑顔と笑い声を大切にしたいと思っています。
私は将来、認知症ケアの講師になりたいと考えているので、それに向けて、ご利用者さまの認知症のケースやその対応をデータ取りし、今後に役立てるつもりです。
これからも「瀬戸風は良い場所だな!」と言っていただけるよう、より努力いたします!
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ご利用者さまとの会話を楽しむ三瀬さん。
「体調はどうですか?」「痛いところはないですか?」などと話しかけながら、ご利用者さまの表情を観察し、ちょっとした変化も見逃しません。
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オリジナルのこまならべを作り、ご利用者さまと一緒に、手指や目線のトレーニングを楽しむ三瀬さん。
「有名なアニメのキャラクターを用いたので、ご利用者さまの反応もバッチリでした!」と三瀬さんもニッコリ。
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