介護の仕事をはじめて、今年で14年目です。
母親が看護師をしていたことも影響し、「誰かの役に立つような仕事をしたい!そんな技術や知識を身につけたい!」という想いから、医療の分野に興味を持ちました。
学校を卒業後、介護職として特別養護老人ホームで1年間働いたのち、生活相談員としてデイサービスで7年間、有料老人ホームで3年間、そして現在のデイサービスに配属され、3年目です。
今年から、所長の役職をいただきました。
自分はどちらかというと大人しい人間なので、お1人お1人をしっかりとケアしていくホームに適性があると認識していましたが、入職して2年目から異動により、デイサービスへ配属されました。
お元気なご利用者さまをお手伝いするデイサービスで働いてみると、ホームとは違った学びも多くあり、楽しく仕事ができています。
ご利用者さまとの関わりでは、「相手がどう思っているか?」を常に意識し、表情や態度を観察するように心がけていますね。
悩み事を抱えておられるように見受けられたら、すぐに寄り添うようにしています。
コミュニケーションをとることで改善されるケースも多くあるので、その方の想いを聞いてあげられる技術を磨きました。
以前の職場の話ですが、うつ病の症状のある方が「デイには行きたくない!」と頑なに拒まれていましたが、何度も訪問を行ったことで「そこまで言うなら、じゃあ行ってみようかな」と行動していただけた経験があります。
「相手を想って行動すれば伝わり、相手の心を動かせられる。だから、相手を想う気持ちを大切にしよう」と感じました。
認知症の症状があるご利用者さまが自分の事を覚えていてくださっていると、そのご利用者さまと深く関わることができたと思えて、嬉しいですね。
仕事のモチベーションに繋がっています。
デイサービスのご利用者さまは、在宅での生活がメインです。
ウェルケア重信でしっかり心から楽しんでいただいて、しっかりリハビリも行っていただく。
身体の機能を高め、ご自身の力で日常生活が楽しく過ごしていただけるよう、ご利用者さまが安心して通うことのできる、居心地の良い空間づくりに、今後も力を入れていきます。
デイサービスの所長となった今、管理者としてのスキルを高めなくてはいけないと強く感じていますね。
介護職の業務に加え、事務作業やチームをまとめるという役割も新たに加わり、1日1日が新鮮です。
「門をくぐったら、仕事モード!」という先輩の言葉を胸に、これからも頑張っていきます!
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ご利用者さまの歩行訓練をサポートする森さん。
「自分で歩くという行動は、心豊かな生活を過ごすうえで欠かせません。危険のないように注意しながら、楽しくリハビリを行っていただきます」と、森さんもご利用者さまも笑顔。
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通りすがりに「ちょっといい?」とご利用者さまに話しかけられると、森さんはすぐに駆け付け「どうしましたか?」と即対応。
「ご利用者さまの痒い所に手が届くような、快適に過ごすお手伝いができる存在でありたいです」と森さん。
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