色々な介護のジャンルを経験した、介護のスペシャリスト!
介護業界に入って、10年目です。
介護の世界に進もうと思ったのは、祖父の介護がきっかけでした。
私が学生だった頃、祖父が体調を崩し、身の回りの手伝いをする機会が増えたのです。
おじいちゃんっ子だった私は、基本的にどんな内容であっても嫌がらず、テキパキと手伝っていました。
そんな私の姿を見ていた母が、「介護の資格、取ってみたらいいんじゃない?介護の仕事、向いてるかもしれんよ?」と、アドバイスをしてくれたのです。
当時、私はコンピューター系の専門学校に進学していました。
しかし卒業後の進路について、明確なビジョンが持てずにいたのです。
内心「これからどうしよう…」と不安に思っていたので、母のアドバイスを受け入れることにしました。
私は祖父の介護にも抵抗がありませんでしたし、体格もよく、体力もあります。
「介護の仕事で、誰かのお役に立てるかも」と思い、介護の勉強をしてホームヘルパー2級の資格を取得したのです。
介護職員として就職しようと思ったものの、介護の仕事には色々なジャンルがあって迷いました。
自分がどのジャンルに向いているか知りたかったので、色々と試してみることに。
これまでに、訪問介護、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能施設を経験し、今に至ります。
デイサービスだけは、あえてチャレンジをしませんでした。
実は私は、人前に出て皆の注目を浴びるのがとても苦手な性格です。
そのため「デイサービスは完全に、自分には向いていないだろう」と思っています。
「小規模多機能施設はどうだろうか?」と挑戦してみましたが、人前に出る機会が多く苦痛に感じたので、「はやり向いていなかったな…」と再確認ができました。
現在仕事をしている、サービス付き高齢者向け住宅のん木は、色々と経験してきた中で一番、自分に合っているなと感じます。
のん木では面接前、2~3時間の職場体験(しかも時給付き!)に参加させてもらいました。
その際のご利用者様やスタッフたちの雰囲気があたたかく居心地が良かったので、そのまま面接へ。
就職後もおかげさまで緊張することなく、安心して働くことができています。
のん木の面白いポイントに、服装が自由な点があります。
他施設に多い、ジャージやスエットなどの『いかにも介護しています』といった服装は、のん木では逆にNGです。
また、のん木ではお硬い敬語ではなく、尊敬を念頭に置いた上での『砕けた話し方』を良しとしています。
それらは、まるで家族がお手伝いしているという雰囲気を作るためで、スタッフ全員がその取り組に賛同しています。
これまでの介護施設では、経験したことのない取り組みや考え方に、最初は驚きました。
しかし親しみや優しさ、愛情がベースにあれば、よりご利用者様と打ち解けられると知り、更に驚いています。
今後は、この面白い施設のん木で、後輩たちを育てていきたいです。
この業界に興味を持ってもらえるように、魅力的な職場へアップグレードしていきたい。
のん木へ就職した際に私が感じたように、後輩たちにも同じく「居心地の良い、過ごしやすい職場だな」と思ってもらいたいです。
また、これまでの慣習で、なんとなく続けている業務を改善していきたいという思いもあります。
時間の使い方を見直すことで、ご利用者様とのコミュニケーションの時間や、ご要望にお応えする時間をより多く使えると考えているからです。
これは、色々なジャンルや施設を体験してきた自分だからこそ、他の人と違った目線で見ることができる大きなメリットではないかと思っています。
ご利用者様やスタッフのみんなに「あなたのおかげで、良い方向に変わったね」と思っていただけるように、自分にできることからコツコツと改善を進めていきたいです。
早くリーダーや管理職を任されるように、信頼されるように動いていきたい!
これからも、引き続き頑張ります!!
 |
|
ご利用者様と塗り絵を楽しむ西村さん。 「この色、好きだったよね」と、ご利用者様に色鉛筆を渡しています。
|
|
 |
|
談話室でご利用者様と談笑する西村さん。 色々なお話や提案をすることで、ご利用者様の素敵な笑顔を引き出していました。
|
|