「言葉に出来ない想い」を汲み取りたい
介護の業界に入るまでは、接客業を行なっていました。
介護労働安定センターで勉強した後、実習先だった和光苑ゆうぐんに就職して、4年半が経ちます。
実習時に感じた「ご利用者さまの雰囲気が良く、職員同士も穏やかそうにお仕事をされている空気感」が自分に合いそうだったので、和光苑ゆうぐんで働こうと決めました。
介護の業界で働く前から「介護というのは大変そうだな…」と思っていたのですが、実際に働いてみると、なかなか大変なものですね。
自宅で24時間、ご家族がたった1人で、十分な介護を毎日のように行うのは、かなり難しいと感じました。
交代制の介護施設だからこそ、ご利用者様にとって十分な介護が行えるように思います。
ご利用者様やご家族様から信頼される「介護のプロ」として、介護中に気を付けている点は、ご利用者様の健康・安全を守ることです。
ご利用者様の容態はどうか?ご利用者様の姿勢は、お身体にご負担が無いか?など、常に気を配っています。
これまでも接客業を行なっていましたが、介護の業界に入ったことで、ご利用者様の「言葉に出来ない想い」を汲み取る・察知するスキルが更に上達したように思います。
ご利用者様の「トイレに行きたそうな素ぶり」や、「早くお部屋に帰りたそうな視線」など、敏感に察知して行動するスキルが磨かれました。
介護をする上で、特に大切に思っているのは「安心感」です。
ご利用者様にとって居心地の良い自宅になるように、本当の家族にはなれないとしても、家族のような安心感を与えられる、そんな職員になりたいですね。
最近は、仕事のある日は100歳のご利用者様とコミュニケーションをとり、休日は生まれたばかりの孫とコミュニケーションをとっています。
だんだん歩き出す2歳の赤ちゃんと、だんだん歩けなくなる100歳のご利用者様。
100歳と2ヶ月の、生活や成長を見守れるのが、楽しみでなりません。
これからも、身体が元気に動く限り、お仕事を続けたいと思っています!
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ご利用者様の血圧を測る岸さん。 「本日の体調は、いかがですか?」と目をしっかり見て話します。
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「これからお風呂です、気持ちよくなりましょうね!」と元気にお声がけする岸さん。 怪我や事故をゼロにするため、身体を密着させて転倒を防いでいます。
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