「こより」の開設当時から、生活相談員として働いています。
福祉関係の大学を卒業後、社会福祉士とファイナンシャルプランナーの資格を取りました。
その後、製造業やサービス業に事務など、数々の職場を経験。
2人の子育てに慣れてきた頃に「…仕事がしたい!」と思い立ち、持っている資格を活かせる福祉と金融関係で悩んだ結果、福祉のお仕事に就くと決めました。
私の主な仕事は、ご利用者さまやご家族とじっくり話し合い、両者のご希望のバランスをとりながら、最適な落としどころを導き出すことです。
この仕事を始めて感じたことは「人々の考え方は十人十色だ」ということですね。
人が100人居れば、100人の違う人生や、世界観があると気付かされました。
お話をお伺いすることで、ご利用者さまのこれまでの人生や、その方の色というものが垣間見えて、感銘を受けることも多く、楽しいです。
モノを作ったり、売ったりする仕事や、学校のような場所では得ることができない、とても貴重な体験だと感じます。
また、私は初対面の方とお話するのが得意なので、このお仕事が楽しいのです!
徐々に打ち解けていくことで、ご利用者さまの新たな一面や歩まれた人生を知ることができますから。
先日、長い間ご利用になったご家族の方が、家庭の事情でご利用を終了された際、「これでお付き合いが最後だとは思いたくないので、さよならは言いません」と言ってくださったのですが、ジーンとしました。嬉しくて、言葉が出ませんでしたね。
今後は、職員さんの相談員としての役回りも強化していきたい!と考えています。
職員さんがストレスフリーだと、ご利用者さまにより良いサービスをご提供できますから。
周囲に気を配り、職場環境を整えて、職員さんのメンタルケア・アドバイザーとしてもお役立ちしたいですね。
私自身のストレス解消法は、愛犬のミニチュアシュナウザーと戯れることと、大好きなスポーツカーでのドライブや、主人との筋トレです。
この仕事も身体が資本なので、適度に身体を動かしたり、大好きなものに触れたりすることで、うまくバランスをとりながら、頑張っていきます!
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車いすを押してお出かけをサポートする山中さん。 ご利用者さまは出会う方に笑顔で手を振り、いつも幸せに過ごされている様子が見て取れます。
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エントランスホールで、のんびりお茶タイム。 「今日はどんなことが楽しかったですか?」といったお話をしながら、二人には笑顔が絶えません。
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