通所介護事業所ウェルケア高浜で働き始めて、4年目になります。
その前は、同じ建物に併設されている小規模多機能ホームで働いていました。
さらにその前は病院の看護助手をしていたのですが、医療行為では患者さんとじっくり向き合いながら深く関わるといったことが難しく、自分の中でモヤモヤとしていたので、今の仕事は自分の天職のようです。
デイサービスの仕事を行うには、何かしら武器といいますか、強い個性というものが必要ではないか?と思っています。
ご高齢の利用者さまが多い、この業界。
もしかしたら次回、来ることができず、もう一度お会いできないかもしれない。
だからこそ、デイサービスの利用者さまには、1日1日を全力で楽しんで、笑顔で帰宅していただきたい。
そのために、こちらでは『そのスタッフにしかできない、利用者さまを楽しませるスペシャルな何か』を各々が大事にしており、日々、その個性を磨いています。
私の場合は、器械体操とマイクパフォーマンスですね。
器械体操は学生時代から行っているので、宙返り等、今でも身体で感覚を覚えています。
硬いコンクリ等のこの場でも、もちろん出来ますよ!
優しい利用者さま達に「無茶はせんときよ!」と野次を飛ばされながらも、みなさまの笑顔のために、日々、元気に跳んでいます。
お誕生日会などのイベントで行う、笑いを誘うマイクパフォーマンスは、緊張を感じさせないように、何度もやり込んでから挑みます。
緊張や疲れた姿などは、利用者さまの前では、絶対にお見せしません。
もうお会いすることが出来なくなってしまってから「もっと、こうしてあげたかったな」という悔いを残さないように、常に全力で取り組むのです。
今は介護職という位置付けですが、今後は介護の深いところにも手が届くような、生活相談員になりたいと考えています。
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