1人1人に合わせた介護対応
介護業界に入り、今年で7年目です。
すまいる訪問介護 星岡へは、2年前に就職しました。
介護業界に入ろうと思ったきっかけは、母の存在です。
母は、私が中学一年生の頃から介護のお仕事をしていました。
「あんたも、介護職をしてみたら?」
「手に職をつけたら、いいと思うよ」
「大変なこともあるけど、楽しいから」
そんな風に話していた母の言葉が、その頃からずっと心の中にありました。
しかし、その頃は「私に介護ができるだろうか?」という不安があり、介護の専門的な学校へ進学することはなかったのです。
時が過ぎ、私は2人の子どもに恵まれました。
おむつの交換など、諸々のお世話にも慣れたこともあり「子育て経験を積んだ今なら、介護の仕事も…出来る気がする!」と一念発起!
パートをしながら初任者研修を受け、特別養護老人ホームで働くことになりました。
そちらでは5年ほど働かせてもらったのですが、実務者研修を受けたり、ミャンマーの留学生のお世話や指導を行ったりと、色々な経験をさせてもらいましたね。
介護の現場で実際に働いてみた感想は「私に向いているな。母の助言は正しかった」です。
ご利用者さまとのお話や、ご利用者さまにより良いサービスを提供するために「こうしたらどうかな?」といったことを色々と考えるのも、私にはとても楽しい。
最近ですと、お身体の状態が悪くなった利用者さまに、床ずれ防止のために体位変換や背当てクッションご利用のご提案を行いました。
ご利用者さまからは「具合がよくなった」と笑顔をいただけて嬉しかったです。
逆に、お身体の状態が良くなったご利用者さまには、夜間おむつの使用中止をご提案しました。
ご利用者さまの残存能力を維持するために、出来ることは自分で出来るように努力していただきたいですね。
すまいる訪問介護 星岡では、業務に追われてバタバタ焦って作業するといった事がありません。
一人一人にじっくり関わりながら、思った通りの介護や提案ができるので、嬉しいです。
ご利用者さまそれぞれお身体の状態が違うので、1人1人ご利用者さまに合わせて介護の対応を変えているのですが、とても喜ばれます。
先日、歌の好きなご利用者さまと、一緒に歌いながらお風呂に入っていたのですが「今日の担当は、あなた?あなたとのお風呂は楽しいし、嬉しいわ」と言っていただけて、嬉しかったです。
今年は介護福祉士の資格を取得したり、4月からはサービス提供責任者に就任したりと、変化の多い年でした。
これまでは自分のことだけに必死になっていましたが、今は管理する責任者として、スタッフ同士やご利用者さま同士の関係など、周りを注意深く見るようにしています。
目を向けなければならないことや、業務内容も増えましたが、やりがいがあるので頑張れますね。
今後は、ケアマネージャーの資格取得に向けて努力したいと思っています。
私が介護の世界に入った時も、介護福祉士の資格を取得した時も、まるで自分の事のように喜んでくれた母は、70歳になった今も現役で介護の仕事を続けています。
私も母のように、70歳まで元気に介護のお仕事を続けたいです!
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車椅子の補助をしながら、世間話をする小西さんとご利用者さま。 ご利用者さまの手に、そっと触れる小西さんから深い愛情を感じます。
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お茶の時間になったら、開放感のある談話スペースでお茶会です。 信頼関係の築けている、お2人の明るい笑顔が素敵ですね。
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