新卒で入社して、今年で14年目です。
小学校高学年の頃、盲導犬の授業がきっかけで「誰かのためになる仕事」に憧れを抱くようになりました。
その後、社会福祉士を目指す専門学校へ進み、介護の世界へ。
一人一人と深くお付き合いする方が、自分の性に合っているのでは?と思い、長い間を一緒に過ごす『介護付き有料老人ホーム』を選びました。
認知症で、いろいろな事をすぐに忘れてしまう利用者さまが、私のことだけは忘れずに覚えてくれていたり、「あんたが居らんかったら、私はどうなっとったやろ…居てくれてよかったわぁ」としみじみ仰ってくださったり。
そんな時、この道を目指すことになったきっかけの「誰かのためになりたい」という気持ちを思い出し、「やっぱり、この道を選んで良かった」と思うのです。
この仕事をしていて、自分なりに気を付けていることは「自分だったらどうして欲しいか?」を常に考え続けること!
今この時、自分が相手の立場だったら?
どんな言葉を投げかけて欲しいか?
どんな行動をして欲しいだろうか?
そういった、常に先回りする思考を訓練するようにしています。
利用者さまに快適に過ごしていただくために、今後はその精度を高めていきたいですね。
利用者さまには、まるで自分の親戚かと錯覚してしまうくらい、優しく接していただくこともあります。
そんな優しい利用者さまたちが、1日1日を大切に、丁寧に。
心穏やかに過ごされるお手伝いを、笑顔を絶やさず、これからもご提供していきたいです。
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