砥部寿会で働いて、12年になります。
おばあちゃんっ子だった私は、中学生のころから「お年寄りの方のお役に立ちたい・笑顔になって欲しい」という気持ちが強くあり、介護福祉士の専門学校から、社会福祉士を学ぶ大学へと進みました。
大学でお世話になった先輩がこちらに就職されると聞き、先輩が居る職場で一緒に働きたい・先輩から色々なことを学びたいと思ったので、「砥部寿会」を希望しました。
働く上でのやりがいは、ご入居者やご家族からの「ありがとう」という言葉や、感謝を言葉で表せないご入居者のふと見せてくださる笑顔です。
特に気を付けている点は、ご入居者の、日常の中でのちょっとした変化に気付けるようにすることですね。
注意深く観察することで、体調の変化など「あれ?ちょっと、いつもと違うな?」と気付くことで早期対応が可能になりますから。
それが事故や病気の悪化などを未然に防ぐことにもつながり、ご入居者が快適に過ごすためのお手伝いができます。
以前に、骨折をされたご入居者が、病院でリハビリができなかったため、立位ができない状態で戻られたことがありました。
その時も、作業療法士さんと連携して、その方への対応方法などを職員全員で学びながらケアに取り組んだところ、なんと立つ事ができるようになったのです!
そして、少しの間でしたら手すりを持っていれば、立位保持が可能なまでに回復をされました。
私だけでなく、周りの職員そしてご本人の努力の成果が目に見えた形で現れて、嬉しかったですね。
現在、私はサービス付き介護者向け住宅の管理者を行っていますが、まだまだ未熟だという自覚がありますので、一歩ずつ確実に、今以上に施設の中で成長していきたいですね。
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