介護職員として働いて、21年目になります。
介護の世界に入ることになったきっかけは、高校時代に経験した、母が栄養士として働いていた障がい者施設でのアルバイトでした。
アルバイトの内容はご利用者さまの放課後対策で、一緒に遊んだり、勉強したりして過ごすうちに「自分に向いているのでは?」と思うようになり、専門学校に進学することを決めたのです。
卒業後は特養などを経験し、去年の6月に「ふくのかみグループ」へ入職しました。
先に就職していた職員に誘ってもらったのですが、施設の様子を見学させてもらったところ、ご利用者さまやスタッフの感じも良く、「おとなの学校」や「パワーリハビリテーション」といったご利用者さまを第一に考えるシステムをいち早く導入している点に感銘を受け、ここで働こうと思ったのです。
入職直後はショートステイに配属されていましたが、10月末から「デイサービス ふくすけ」に異動となり、介護リーダーを任されるようになりました。
まだ、ふくすけ歴は一か月ですが、ご利用者さまが名前で呼んでくださったり、冗談を言ってくださったりと、心を開いてくださる雰囲気を感じられて、とても嬉しいですね。
ご利用者さまにとって大事な、生活の一部を担える存在になれるよう、「自分にできることは何だろうか?」「工夫次第で改善できないだろうか?」といつも考えています。
自分なりの介護のこだわりは、視野を広く持つことと、人との調和を大事にすることですね。
ご利用者さまやスタッフと一対一で話す時も、周りの動きに気を配ります。
どうしても、職員の数はご利用者さまの数よりも少ないので、ご利用者さまが席を立たれたり、ご利用者さま同士のやり取りの雲行きが怪しくなってきたりしたら、サッと急行して、トラブルを未然に防ぐのです。
自分は背が高く、サッとフロアを見渡して現状を把握しやすいメリットがありますが、側に立っているだけで威圧感を与えてしまうというデメリットも併せ持っています。
コミュニケーションが要のお仕事なので、ご利用者さまにもスタッフにも、できるだけ話しかけられやすい雰囲気を出すため、常に笑顔でいることも心掛けていますね。
今後は自分の理想の介護に少しでも近付けるため、知識のアップデートを図りたいと思っています。
ご利用者さまやご家族の方が望む介護をご提供できるよう、頑張ります!
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シナプソロジー(脳の活性化プログラム)を行う梶野さん。 「はじめは出来なかったけど、出来るようになってきたよ」という声をきくと、嬉しくなるそう。
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ご利用者さまと談笑中の梶野さん。 「ご利用者さまが目を合わせて笑ってくださるのは、本当に幸せなこと。やりがいに繋がっています」と笑顔。
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