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【介護士・和田 真紀さん】
手先が器用なクリエイター
介護業界で働きはじめて、今年で28年くらいです。
大学卒業後は『商品を作る研究職』に魅力を感じ、食品開発に携わっていました。
市場を調査して美味しい商品を作ることは、とてもやりがいがあり楽しかったです。
商品開発をしていた頃、行動の結果は『売り上げ数』という数字ベースでみていました。
それも長い時間をかけて得た蓄積データをもとに、良かったかどうか判断されます。
研究に没頭し、どんどん新商品を作っていましたが
「人と関わる仕事がしたい」
そう思うようになっていきました。
ちょうどその頃は、周囲が介護に関する講習を受けている時期でした。
そのため私も介護職に興味を持ち、転職しようと思ったのです。
転職したところ、介護職には私の求めていた「人との気持ちの繋がり」がありました。
介護の仕事では、自分が行動したことに対して、ご利用者様からすぐに反応が返ってきます。
それは笑顔だったり、感謝の言葉だったり。
先日、私が休んでしまった時には
「あれ?和田さんは、今日はお休み?」
と、ご利用者様が心配してくださいました。
仕事場に、私の居場所があること。
私を求めてくれている人がいること。
そのことが、とても嬉しいです。
デイサービス道後茶寮へ就職して、5年目になりました。
この施設では、時間がゆっくりと進んでいるように感じます。
ご利用者様お一人一人とお話ができ、『楽しい時間を共有できている』という実感があります。
ご利用者様からの温かい言葉やニコニコの笑顔をいただいた際には、
「お役に立てて、よかった!」
そう感じて嬉しいですし、私のやりがいの一つです。
これからも身体に気を付けて、ご利用者様へ楽しい時間をご提供できたらと思います!
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お話をしながら、工作を楽しむご利用者様と和田さん。
「私が生まれる前のお話をしてくださり、とても勉強になります!」と和田さんは笑顔!
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【看護師・山田 久枝さん】
物腰柔らかな白衣の天使
看護師として働いて、今年で40年くらいです。
私が小学校・高学年の頃、祖母が寝たきりになってしまいました。
長期休暇になると、2~3週間くらい、祖母のお手伝いをしていた記憶があります。
のんびりとした祖母との時間が、私には心地良く感じられました。
祖母と過ごした時間の影響で、
「誰かの役に立つ仕事がしたい」
そう思うようになり、私は看護師になりました。
就職先は病院で、病棟と外来を担当していました。
忙しくあったものの、多くのやりがいがある職場でした。
30年ほど病院で看護師を続けていましたが、
「もっと人との関わりが持てる場で、看護師として働きたい」
そう考えるようになり、思い切って転職することにしたのです。
「ご利用者様が本当にやりたいことをお手伝いする」
そんな施設のコンセプトに共感した私は、デイサービス道後茶寮で『介護に関わる看護師』として就職しました。
現在はお一人お一人のご利用者様の顔色・表情・浮腫みの有無・トイレのペース・言葉数などに注目しながら、じっくりと関わらせていただいています。
私は施設内に満たされている、のんびりとした雰囲気が大好きです。
ご利用者様もスタッフも穏やかで心地よく、いつの間にか10年も続いていました。
「ご利用者様の自主性を尊重しながら、寄り添っていたい」
「施設でのお時間をめいっぱい楽しんで、笑顔であって欲しい」
「いつまでも1日1日、皆さんのお役に立てる活動をし続けたい」
いつも、そんな風に考えています。
この生活が、私の生きがいです。
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「この色と合わせるの、良いですね!」
山田さんはご利用者様のセンスを褒めながら、ちょっぴり照れ気味の笑顔を引き出していました。
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