元気いっぱいで明るい、みんなのお母さん!
介護業界に入って、今年で6年目です。
私はもともと接客業をしていましたが、第1子の妊娠を機に退職。
3人目の子どもが産まれたときに「これから物入りになってくるだろうから、手に職が欲しいな」と考え、これから需要が増えるであろう『介護職員』を目指すことにしました。
介護について一から勉強し、ヘルパーの資格を取得!
『てとて』で介護職員として働き始めました。
実は私は、就業してから3回、産休と育休をとっています。
子どもは、12歳、9歳、6歳、5歳、3歳、1歳の6人兄弟になりました。
学校や保育園から「お子さんの体調が…」と呼び出される機会も増え、職場を抜けることになってしまうのが心苦しいのですが、先輩スタッフさんはみんないつも嫌な顔せず「大変ですね、行ってらっしゃい!」と送り出してくれます。
末っ子が大きくなるまで、まだしばらくご迷惑をかけてしまうことを申し訳ないと思う反面、とてもありがたく感謝の毎日です。
てとての先輩スタッフさんはとても優しい人ばかりで、私が就業した際も、業務で分からないことは何を聞いても、何度聞いても嫌がらずに教えてくれました。
介護経験の無い私でしたが、手厚いサポートのある職場環境のおかげで、安心してお仕事を続けられています。
先輩スタッフさんからは、介助の方法だけでなく、円滑なコミュニケーション術についても教わりました。
まだ初心者だったころ、認知症を発症されているご利用者様とのコミュニケーションで、よく失敗していました。
何度も同じお話をされたとき、戸惑ってしまって、場の空気が変な感じになっていたのです。
しかし先輩スタッフさんは、私と似たような場面であっても、ご利用者様と良い雰囲気でお話をされていました。
「一体、私と何が違うのだろう?」と、先輩スタッフさんとご利用者様のやり取りを観察していたところ、先輩スタッフさんは同じ話を何度振られたとしても、まるで今初めて聞いたかのように反応していたことに気付いたのです。
場の雰囲気を悪くすることは、ご利用者様に要らぬ気を遣わせてしまいます。
そうならないために、あえて自分もリセットして会話を楽しむことを覚えました。
それからは、とても円滑にコミュニケーションができています。
このお仕事を始めてから、これまでの人生で一番『ありがとう』という嬉しい言葉を、毎日のようにいただけています。
「西岡さんの淹れてくれたお茶、美味しいわぁ。ありがとう」
「今日も笑顔で接してくれて気持ちいいわ。ありがとう!」
と、ご利用者様は毎日のように『ありがとう』の言葉を添えてくださり、私の仕事の大きなやりがいになっています。
これからもご利用者様からたくさんの『ありがとう』を言っていただけるように、笑顔を絶やさず頑張っていきたいと思います!
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ご利用者様と一緒にホットケーキを焼く、西岡さん。 周りは、笑顔と甘い香りに包まれていました。
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ホットケーキが完成して、とっても嬉しそうなご利用者様! 「時々こうして、お菓子作りやお料理作りを一緒に手伝ってもらっています。みなさんが笑顔だと、私も嬉しいです」と西岡さん。
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