【金子さん】
柔道整復師の専門学校から、介護福祉の世界に飛び込んだ金子さんは、今年で介護職3年目。
「自分は股関節が悪く、理学療法士さんに助けてもらった過去があります。『自分も誰かを助けたい!』と思い、進路を変えました」とニッコリ。
ご利用者さまの身体の弱っている部分を把握し、辛い思いをさせないように細心の注意を払うのが、柔道整復師の勉強を行ってきた金子さんならではの介護のポイント。
また「自分の気持ちは態度に出たり、伝わったりしてしまう」という考えから、気分を上げるヒップホップや趣味のバイクなどでリフレッシュして、いつも新鮮な気持ちでご利用者さまに接しているそう。
金子さんは、「無理せず頑張れよ」というご利用者さまの一言に救われたそうです。
「色々な業務経験を積み、臨機応変に対応できるようになりたいですね。これからの時代、ご利用者さまが信頼できる介護福祉士になりたいと思っています」と、熱く意気込みを語りました。
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金子さんと目を合わせると、ニッコリと笑うご利用者さま。 信頼関係ができているのですね。
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【笠松さん】
社会福祉士の専門学校から、介護福祉の世界に飛び込んだ笠松さんは、今年で介護職2年目。
「もともと、自分はご年配の方と接するのが好きでした。色々とボランティア活動してきたところ、介護の世界も楽しそうだと思ったのです」と照れ笑い。
居酒屋でバイトをしていた笠松さんは、そこで「目配り・気配り・心配り」という教訓を身に付けます。
その経験が、今の介護職にも役立っているそう。
「例えご利用者さまが上手く話せなくても、目線や身振り手振りなどで何を欲しているか推理します。いつ何が起こるか分からないので、常に気を配っていますね」と笠松さん。
「ありがとう」という感謝の言葉をご利用者さまからいただくと、こちらこそ、元気をいただけてありがとうございます!という気持ちになるのだそう。
笠松さんが何かしらお手伝いをした際「今日の介護は○点!」と採点してくださるご利用者さまが、時々100点を出してくれるのがとても嬉しく、「今日一日、もっと頑張ろう!という気持ちにさせてもらえるんですよ」と嬉しそうです。
仕事と勉強の両立は、なかなか時間の確保が難しいようですが「今後は社会福祉士の資格を取得し、相談員などを任せられる福祉のスペシャリストになりたいです!」と目を輝かせていました。
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笠松さんの姿が見えると、嬉しそうに話しかけられていたご利用者さま。 「昔の経験談を聞くことができて、勉強になります」と笠松さんは嬉しそうです。
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