自分の親の入院生活の介助をした経験を経て、介護の世界に入りました。
昔から人のお世話をするのが好きだったのもあり、この仕事をしたいと強く思いました。
しかしいざこの仕事に入ってみれば、介護は知識も技術力もいる大変な仕事でした。
私が、仕事で常に大切にしていることがあります。
それは、「利用者様の気持ちを一番に考える」こと。
私からしたら、利用者様は人生の先輩で、いつも色々なことを教えてくださり、勉強になる存在。
接していると、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
介護とは何か?
初心に戻って考えてみると、「介」という言葉には「仲立ちをする」「気にかける」という意味があります。
「護」には、「助ける」「かばう」「守る」等の意味があります。
介護とは、私たちが普段からしている生活を普通にはできない人達をサポートする仕事なのだと思います。
食事・排泄・入浴にしても、若い時は毎日当たり前のように、全て自分でできていたことが、年をとるとだんだんできなくなります。
体を動かすことが不自由になってきます。
体が動くということがどれだけ素晴らしいか。
その気持ちを常に忘れず、サポートします。
一人でトイレに行けない人がいればトイレやオムツ替えの介助をします。
けれど、人によってはそれを嫌がる人もいます。
そういう時、どういう考え方を持てばいいか。
私は、オムツを早く替えることを仕事と捉えるのではなく、その人の気持ちになって分かりあい、助けることが仕事だと捉えています。
利用者様に「あなたはこの仕事に向いているから。これからも頑張ってね」と言われると、すごく嬉しいです。
介護の仕事をしていてよかった。明日も仕事を頑張ろうと思います。
これからも介護の仕事を続けていきたいので、今以上に介護のことを勉強して、利用者様、スタッフ、みんなに頼られる介護職員を目指して頑張ろうと思います。
|