分析能力に長けた、期待のカリスマ!
介護の業界に入って、今年で2年目です。
この1年間は、あっという間に過ぎ去っていきました。
きっと覚えるべき内容が、とても多かったからだと思います。
1年半前に『てんかん』を発症するまでは、別の仕事をしていました。
急な発作で意識を失うリスクがあるので、車の運転ができなくなったのです。
そのため、これまでの仕事を続けられなくなりました。
しばらく悩んだ末に選んだ転職先は、自分にとっては未知の『介護業界』。
「何も知らない状態から始めても、大丈夫だろうか?」と、少々不安でした。
しかし1年経った今、「この仕事を選んで、良かった!」と感じています。
それは、職場環境が良く、とても過ごしやすかったからです。
職場のみなさんからは、持病についての理解もあります。
管理者さんからいただいた「全然、問題ないよ」の一言は、とてもありがたかったです。
業務内容に関する分からないことは、ベテランの先輩が丁寧に教えてくれました。
上手くいかないことがあっても、的確なアドバイスをいただけるので、安心して仕事が続けられています。
私が目標にしている先輩方の行動には、無駄がありません。
ご利用者様のことをよく理解されていて、何を求めているかを、察する能力に長けている。
トイレやお風呂への誘導も上手で、ご利用者様は、嫌な顔せず気持ちよく従ってくださる。
そのような先輩方の行動を注意深く観察しながら、自分との行動の違いを分析。
そこから上手くいく可能性を予想して、トライ&エラーを繰り返しています。
納得のいく結果が得られた時は、とても嬉しいです。
当施設では、ご利用者様のお食事を、職員が調理しています。
私の得意料理は、唐揚げやとんかつなどの揚げ物です。
工程も多く、時間も掛かりますが、ご利用者様の喜ぶお顔が嬉しくて、ワクワクしながら調理できています。
ご利用者様から、直接「美味しかったよ」と言っていただけるのは、もっと嬉しい。
また、食器が空っぽになっていると「よしっ!」と心の中でガッツポーズをしたくなってしまいます。
訪問先のご家庭の冷蔵庫の中を見て、即興でメニューを考えるのも上手くなってきました。
私の作る料理を、心待ちにしてくださるご利用者様が居られること。
それが、この仕事へのやりがいにも繋がっているように思います。
一年を過ぎ、周りから「この仕事、君にすごく合っていると思うよ」と、褒めていただく機会も増えました。
介護の仕事は、ご利用者様の心を掴まなければ、続けられないと思っています。
これからもご利用者様のハートや胃袋を掴みつつ、スキルアップと資格取得に向けて努力したいです。
今後も、この業界で頑張っていきます!
|
|
ご利用者さまと、新聞を使い指先のトレーニングを行う、福吉さん。 「上手くできましたね!」と、優しいお声掛けで、ご利用者様の笑顔を誘います。
|
|
|
|
雑談をしながら、ご利用者様とオセロを楽しむ福吉さん。 ゆったりとした時間を、満面の笑顔と共に過ごされていました。
|
|