いつでも笑顔なナイスガイ!
介護業界に入って、今年で14年目です。
もともと介護職に興味があったものの、大学では経済学を学びました。
大学卒業後は、得意なコミュニケーション能力を生かせる営業職に就業。
営業先にはご高齢の方々が多く、私はいつも可愛がっていただきました。
次第に「この方々と、営業抜きで関わりたい。お役に立ちたいな」と考えるようになり、3年ほど営業を経験したのち退職し、介護職の道を目指すことに。
ヘルパ-の資格を習得し、『アンジュールともの家』に見学へ行きました。
その際、ご利用者様と施設のスタッフさんが「お兄ちゃん!お兄ちゃん!よぅ来たね!」と大歓迎してくださり、とてもうれしい気持ちになったのです。
職場体験では、ご利用者様が様々なお話をしてくださり、僕もご利用者様も笑顔!
すると当時の前理事長が「君は笑顔がとても良いですね!」と褒めてくださり、「その笑顔を、みんなに見せてあげてくれませんか」と言っていただけました。
アンジュールともの家の雰囲気や空気感が、自分と相性が良さそうに感じていたので、「君さえよければ、来てもらえませんか?」と言っていただけて、とても嬉しかったです。
その日その場で、まさかの採用が決まりました。
ともの家は予想通り、僕の雰囲気と合っていて、毎日楽しく働かせていただいています。
「今日は、みなさんと何をしようかな?〇〇が見たいとおっしゃられていたから、お出かけしてみようかな?」と、行動の予定を考えるのが楽しみです。
ご利用されている皆様は、僕を家族の一員のように接してくださります。
業務が終わって家に帰ろうとすると「いってらっしゃい!」と見送ってくれ、出勤した際には「お帰り!」や「今帰ってきたの?どこ行ってたん?」と心配してくださるご利用者様。
食事の介助をしていると「お腹すいてない?あんたもお食べ!」とお食事を分けようとしてくださり、まるで子や孫のように接してくださるのです。
介護士はご利用者様を助ける立場と思われますが、僕自身が助かっていると感じます。
家以外で、こんなにあたたかく迎え入れてくれる居場所があることに、日々感謝です。
仕事で気を付けている点は、『できるだけ笑顔を絶やさない』ということ。
相手は鏡のような存在で、僕が笑えば相手も笑ってくださります。
これまでの経験上、気持ちや感情は伝染するように感じるので、何が起きても平常心を保つように心がけているのです。
家族にも「いつも楽しそうだね」と言われることも多く、本当に環境や周囲の方々に恵まれているなぁと感じます。
介護経験の無かった自分がこれだけ長く続けられているのは、親切丁寧に分かるまで教えてくださった上司や先輩たちのおかげです。
僕が皆さんに教えていただいたように、これから入ってこられる後輩たちのよき相談相手になれるよう、頼られる存在になりたいと思います。
これからも、頑張ります!
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「このお兄ちゃんはね、とっても素敵なのよ!大好きなの!」と、筆者に教えてくださったご利用者様。 崎田さんの周りでは、いつも笑顔が絶えないようです。
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崎田さんの周りでは、お天気の話ですら笑顔が飛び交います。 みなさんご機嫌で、とても穏やかな雰囲気です。
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