とにかく明るい、お話好きで元気なお姉さん!
介護業界に入って、今年で15年目です。
介護業界に入るきっかけとなったのは、祖母を担当してくれた、訪問入浴サービスのスタッフさんの姿でした。
その方は、とても感じの良い方で、祖母や私たち家族とのやり取りも上手。
質問に対する受け答えも的確で、「さすがスペシャリスト!素晴らしいなぁ…」と、いつも感心していました。
そして何より、祖母が幸せそうにしていた姿が、印象的でした。
祖母の笑顔を見る度に、「介護のお仕事は、人を幸せに、笑顔にすることができて素敵だな」と、職業選択の一つとして、気になっていました。
いつしか「私も、笑顔を提供する側でありたい」と思うようになり、働きながらヘルパーの資格を取得することにしたのです。
当時は別の仕事もしていたので、その仕事も続けつつ、1回30分~1時間の短時間で訪問介護の仕事をしながら、介護の経験を積みました。
しばらくして、夫と結婚し、3人の子どもを出産。
育児に専念するため、一旦は介護業界から離れました。
下の子が2歳になったタイミングで、家の近くにある病院に併設するショートステイで、介護職員として、パートタイムで働くことにしたのです。
その施設内には託児所があったので、安心して子育てしながら働くことができました。
そちらでは7年ほど勤め、その間に介護福祉士の資格を取得します。
その頃になると、下の子は10歳。
育児に割いていた時間が減り、働ける時間が増えました。
「フルタイムで働いてみようかな?」と考えていたところ、ほのかのぬくもりで働いているお友だちに、「うちの施設に来てみない?」と誘ってもらったのです。
ほのかのぬくもりは、規模もコンパクトで、あたたかみのある雰囲気が魅力的に感じました。
働く若いスタッフさんによる応対も上手く、上司の方からの指導が行き渡っている印象があったのです。
実際に働いてみたところ、スタッフ間の仲も良く、なんでも共有し合えていて、ここに決めて良かったと感じています。
介護の仕事は、多くの人と関わるので、心のやり取りがたくさんできて楽しいです。
なかなか心を開いてくださらなかった、手ごわいご利用者様が心を開いてくださる瞬間はとても嬉しく、やりがいの一つになっています。
鋭かった視線が優しくなり、ニッコリと笑ってお話してくれる瞬間!
心が繋がっていると感じる感覚に、とてもやりがいを感じます。
私は、この仕事をはじめてから、『関わる方へ、一日一笑』という、自分なりの目標を掲げました。
例えば、今日は10人に関わるとしたら、10人とも『どこかのタイミングで、1度は笑顔になってもらう!』という目標です。
ニッコリ笑顔を見ることができたら、「やった!」と、心の中でガッツポーズをしています。
お世話をさせてもらっているご利用者様のことは、大切な家族が増えたような感覚です。
常に、あたたかで居心地の良い環境をご提供したいと考えています。
そのためにも、スタッフ全員が統一したケアを行えるよう、スタッフ間のコミュニケーションを密にとり、安心・安全な能率の良いケアを徹底したいです。
介護の仕事は、人を幸せにできる、素敵な仕事だと思っています。
これからも健康管理に気をつけながら、この仕事を長く続けたいです。
ケアマネージャーの資格取得を目指して、頑張ります!
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介護職になってから、より人とのお話が大好きになったという本多さん。 ご利用者様へ、気さくに話しかけていました。
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写真ではお伝えできませんが、本多さんとご利用者様は、楽しそうに歌を歌っています。 本多さんの歌う「赤いリンゴに~」というフレーズを聞き、ご利用者様も一緒になって歌われ始めました。
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