2022年6月のオープン当初から働いています。
介護歴はおよそ10年です。
松山市が主催するヘルパー2級資格養成講座に参加したことがきっかけで、介護の仕事をはじめるようになりました。
それまでは幼稚園の先生をしていたのですが、今の仕事との違いは、意識のチャンネルを合わせる対象が「子ども」から「大人」になったこと、あとは主軸が「教える」から「楽しく過ごすことの手助け」に変わったくらいです。
目の前の人に対して、どう行動してあげたら喜んでもらえるか?気持ちよく過ごしてもらえるか?そういったことを常に考える点や、ケガをさせないように注意する点など、基本的にはほとんど同じですね。
介護の仕事には「これをやれば正解!」といった明確な答えというものがありません。
お風呂の介助や、歩くことの介助など、生活の一部をお手伝いする中で、ご本人が喜んでいただけたら、それが最適解なのかなと思っています。
この仕事の面白いところは「予想外!」と思わず口から出てしまいそうな程、思いがけないことが起こるところです。
人は一人一人、考え方が違うので、何かを問いかけたら十人十色の答えが返ってくるし、突拍子もない話が飛び出すことにも楽しみを感じます。
先日の敬老会で、着物を着て「津軽海峡冬景色」を歌いました。
ご利用者さまが今でも「良かったよ!」と言ってくださったり、私が「大好きよ!」と手を振ると手を振り返してくださったり、そういった反応が何よりも嬉しく「頑張れる種を貰った!」と思うのです。
幼稚園の先生をしていたこともあり、前に出たり注目されたりすることに抵抗はありませんし、喜んでもらえるようなら今後も歌ったり踊ったりしたいですね。
利用者さまが知っているような曲で、また何かやってみたいと思います。
今後は知識をもっと充実させ、どんなことでも対応できるようになりたいです。
対応の仕方、病気のこと、飲んでいるお薬のこと等、知っていると有利なことは多いので、施設長をはじめとした他のメンバーから見て学んで、聞いて学んでいきます。
福祉関係では、ケアマネージャーの資格に挑戦してみたいです。
もっとご利用者さまが過ごしやすくなるような、うらら独自のプランを提供できるかもしれませんから。
皆さんが褒めてくださる笑顔を武器に、これからも頑張ります!
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ご利用者さまと一緒に掲示物の制作をする吉澤さん。
男性職員が苦手なご利用者さまも、吉澤さんのアドバイスには喜んで耳を傾けてらっしゃいました。
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ご利用者さまのコーヒータイムは、笑顔の絶えない楽しいひととき。
「人と関わるお仕事が好きなのです」と吉澤さん。
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