2024.05.02メディカサイトコラム
介護業界の外国人採用は多国籍の時代へ!
こちらの告知をした後、
何人かの方に「石崎さん、特定技能生の紹介を始めたのですか?」と聞かれました。
答えは「違います。お繋ぎするお手伝いをしています」となります。
誤解のないよう、今回の経緯を簡単にご説明させていただきます。
カンボジア日本技術大学(JQC)様を応援させていただいている理由は3つあります。
1.尊敬する友人が、大学の立ち上げからどっぷり関わって、泥臭く頑張っている
もう、これに尽きますね
70%ぐらいはこの理由です。
2.「大卒」であるということ
カンボジアの進学率は低く、大学進学率は1~5%です。
大学に行ける人は知識的にも経済的にもエリートです。
つまり、お金のために日本に来るのではなく、純粋に介護を学びにこられるのですよね。
良い介護のためには良い人材。
これが2つ目の理由です。
3.円安時代は、多国籍を視野に入れておかないと外国人の採用が難しくなる
ベトナム、ミャンマー、インドネシア、フィリピン
愛媛県の介護業界にも、たくさんの外国人の方が入ってきて活躍されています。
しかしながら、昨今の円安で、日本円を稼ぐメリットは少なくなってきています。
2021年1月1日と本日現在(2024年5月2日)の為替を比較すると
1ドル 103.24円 → 156.22円(米国)
1ドン 0.0045円 → 0.0062円(ベトナム)
1チャット 0.076円 → 0.075円(ミャンマー)
1ルピア 0.0073円 → 0.0096円(インドネシア)
1ペソ 2.15円 → 2.71円(フィリピン)
1リエル 0.026円 → 0.039円(カンボジア)
この3年ちょっとで日本円の価値は
米国 -33.9%
ベトナム -27.4%
ミャンマー ほぼ変わらず
インドネシア -24.0%
フィリピン -20.7%
カンボジア -33.3%
となりました。
これに加えて、各国のインフレ率も考えていかなければなりません。
(円チャットがほぼ変わらないミャンマーは、この数年のインフレ率が凄まじいです)
つまり、特定の国への依存は、大きなリスクを抱えているということです。
そのためにも、様々な国の情報収集とネットワーク作りが大切だと考えています。
これが3つ目の理由です。
ということで、長くなってしまいましたが
今回開催させていただく説明会は
今すぐというより、情報収集とネットワークづくりの場と考えています。
カンボジアの現状を知ることができる大きなチャンスです。
ぜひ、5月13日の愛媛説明会へにご参加ください!
詳細・お申込みはこちらから
↓↓↓
https://www.medica-site.com/contents/?p=11816
参加費は無料です!