2020.02.03カリスマスタッフ
第156回カリスマスタッフ 社会福祉法人 砥部寿会 グループホーム里山 介護職員 吾野百合香さん

【 ひとこと 】
私は母に「人には優しくせんといかんよ」と言われ続けて育ちました。
以来、人に尽くすことを好み、高校は介護福祉のクラスへ。
介護の勉強をしている際、外部からの講師として出会ったのが、現在の上司の小椋さん。
小椋さんから教わった、現場の声を踏まえた動きの数々は、今の動きの基礎となっています。
卒業後は「やりがいのあるグループホームを経験してみてはどうか?」という恩師からの薦めもあり、小椋さんがいる社会福祉法人 砥部寿会 グループホーム里山へ就職しました。
現在は、就職して2年目。
大変なことも多いですが、利用者さんから「あんたがおってくれて、よかった。ありがとう」と声を掛けてくださったとき、心が通ったときは、本当にやっていて良かった!と強く思います。
また、親の身体が不自由なので、仕事で得た「こうすると楽にできる」という技術が、家族や自分にとても役立つことも多くあり、性格と併せて天職かもしれません。
気をつけている事は、一人一人の心に寄り添うことです。
言葉使いを丁寧に、「どっちが良い?」ではなく、「なにがいい?」と利用者さんの一人一人に寄り添って、ご本人がどうしたいのかを引き出し、楽しく快適な生活を送られるよう努力します。
私の趣味でもあるお菓子作りを利用者さんと行うなど、自らの得意分野を活かしながら、皆で楽しめるレクリエーションの時間も大切にしたいな、と。
これから取り組みたいことは、資格の取得。
国家資格の介護福祉士を目指しています。
資格を習得するための技術・知識や体験は、これからの仕事にも役立つので、しっかり取り組んでいきたいですね。
【 推薦者より 】
利用者に寄り添ってケアできる、色々なところに気付ける、優しい面が際立っていますね。
物事への対応や仕草、声の掛け方などに、よく表れています。
特に介助が上手く、フロアNo.1の腕前です!
利用者ご本人の重心移動がスムーズにできるようにするのは難しいのですが、中・高とテニスクラブで鍛えた体幹が活きているのではないでしょうか。
今ではかわいい後輩もでき、「誰にでも笑顔で接して、場を和ませてくれる素敵な先輩。
ピンチの時に手伝ってくれたり、自分が沈んだ時に声を掛けてくれたりと、私にとって頼れる存在」と尊敬されています。
介護は、相手と一緒に体験していく仕事。
利用者さんだけでなく、今後は地域とも根気強く関わっていくことになるでしょう。
そのあなたの笑顔を大切に、これからも元気に頑張って欲しいです!
学生時代に家庭科クラブに所属していた、お裁縫が上手な吾野さんは、
利用者さんと一緒に縫い物のレクリエーションを行うことも多い。
会話のペースもその人に合わせて、
ご本人のしたいことを丁寧に汲み取りながら、
日々の介護を行っています。
社会福祉法人 砥部寿会
グループホーム里山
愛媛県松山市鷹子町乙402番地9
TEL 089-976-2681