2017.10.10メディカサイトコラム
入居者・利用者に選ばれるための「5つのポイント」
求人に引き続き、今回は入居者・利用者に、自分たちの介護サービスを選んでいただくためのポイントをお話させて頂きます。
愛媛県の様々なご施設と交流させていただいていると、いろいろな傾向が見えてきます。
その中で、選ばれるポイント、選ばれないポイントをまとめてみたいと思います。
【選ばれるポイント】
1.規模が大きな法人
規模が大きいのが良いということではなく、「相談窓口」が広い、という意味です。
事業所間の連携がしっかりと取れているところは、本当に強いですね。
逆に、事業所間の連携が取れていない場合は、マイナスイメージが拡大することがあるので要注意です。
では、小さな法人はどうすれば良いかというと・・・・おわかりですよね!(答えは2つ)
2.明確な顧客ターゲット
誰でも受け入れます!というところほど、実は、誰も受け入れることができない、という状況になりがちです。
医療面に強いのか、リハビリに強いのか、認知症に強いのか、自立した方に強いのか。
顧客ターゲットを明確にしてアピールすることが大切です。
○○のことなら○○施設に!と、思い出してもらうことが大切です。
職員教育も、顧客ターゲットが明確だと、専門知識や経験が高まってきます。
3.窓口となる人間がしっかりと「自分を営業」していること。
介護はハードサービスのように見えて、現実問題、ソフトサービスです。
そのため、○○施設に相談したい ではなく、○○施設の○○さんに相談してみよう!
ということになります。
相談窓口の人が、引き篭もっていたのではいけません。
積極的に外に出て交流を深めていきましょう。
4.しっかりと広報している。
とはいうものの、窓口の人が外に出て交流を深める時間は限られています。
そのため、24時間365日、営業してくれるパートナーが必要です。
広告であったり、メディカサイトであったり、ブログであったり、広報誌であったり。
ポイントは、人が集まる場所で広報しなければ意味がない!ということです。
広告はターゲットに合っているのか?
ブログは人の目につくところにあるのか?読んでくれるための取組みを行っているのか。
広報誌は、きちんと読んでもらうための工夫をしているのか?
など、しっかり考えて実行しなければ、労力だけかかって効果なしということになりますので要注意です。
まぁ、メディカサイトは、労力を弊社が背負って、愛媛県最大の媒体としてしっかりとアピールします!という宣伝でもあるのですが(笑)
5.しっかりとした接遇ができているか?
接遇はしっかり教育しています!という介護施設もたくさんありますが、
弊社の接遇セミナーでよくお話していますように、全体的に見ますと平均30点ぐらいです。
ほんと、実にもったいないです。
逆に言えば、50〜60点を目指すだけで、介護業界では飛びぬけて良く見えます。
良い人材の介護施設には、良い人材が集まります。逆もまた然りです。
電話、来客なんて、最大の営業チャンスです!
1日10回のチャンスの種となるのか、1日10回のピンチの種となるのか。
= 年間3,650回のチャンスの種となるのか、年間3,650回のピンチの種となるのか。
ということですね。現実的には、もっと頻度は多いですよ!
時間をかけて培った信用は本当に強いです。
また、一度失った信用は、数ヶ月程度では回復できません。
ということで、この「5つのポイント」を押さえた上で、具体的に、何をどのように行っていくのか?ということ(細かな戦術)を考えていかなければなりません。
そのようなお手伝いをいつでもさせていただきます!!