2020.10.22認知症診断ツール
日常会話式認知機能評価(CANDy)

CANDyは認知症の人に見られる15個の会話の特徴について、自由な会話の中でその出現頻度を評価します。
これらの特徴は、医師、臨床心理士、言語聴覚士、介護福祉士などの専門職種それぞれの臨床経験に加え、実際に現場に勤める専門職種を対象とした3つの調査結果を基に抽出されました。
CANDyは30点満点の検査ですが、6点以上を認知症の疑いありとした場合、アルツハイマー型認知症の高齢者と健常高齢者を感度86.2%、特異度94.5%という高い精度で判定できることが示されています。
(公式ホームページより抜粋)
CANDyの利点
〇日常会話の中で評価でき、検査者、被検査者双方にとって抵抗感が少ない
〇よく知った相手であれば、対面しなくてもこれまでの印象で評価が可能
〇正解、不正解がないため学習効果が生じない
〇評価のための会話により、交流の促進や生活情報の把握も期待できる
〇会話の特徴の出現頻度を評価するため、客観的な測定が可能
CANDy(日常会話式認知機能評価)公式ホームページ
CANDyについて
CANDy 利用方法について
CANDy 使用マニュアル・ダウンロード申請フォーム
認知症ケアで大切なこと
─介護場面における「ケア対コントロール」と日常会話
大阪大学大学院人間科学研究科 佐藤眞一 教授
佐藤眞一先生の書籍で、より深くご理解いただければと思います。
認知症を理解するにあたって、とてもわかりやすい書籍です。
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