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関連死を防ぐ!『福祉避難所』Q&A

東日本大震災から3年・・・。
愛媛でも、南海トラフ巨大地震の発生など大規模災害の発生が懸念されており、さまざまな対策が行われています。
今回はその対策の中のひとつ、「福祉避難所」に対する動きをQ&A形式でご紹介いたします。



 【 お話を聞いた人 】
 愛媛県保健福祉部管理局 保福祉課 企画係
 主任 白瀧 健さん

  「福祉避難所」は、災害時に支援が必要な高齢者や障害者受け入れる場所のことを指します。
高齢者らは、体育館など一般避難場所での生活が長引くと、体調を崩したり、大きなストレスを受けて亡くなってしまうケースもあります。
そのような「災害関連死」を防ぐのが大きな目的です。 

「耐震性のある建物」、「バリアフリー」、「専門のスタッフが常駐している」などの条件を満たした施設が望ましいとされており、比較的大きな介護施設などが多くなっています。

県内市町別の指定状況(26年3月末現在)は、松山市62、今治市21、西予市13、西条市・宇和島市各8、大洲市・上島町各6など、19市町162ヶ所です。
平成23年3月31日時点では10市町計90ヶ所だったので、大幅に増加しています。

基本的に、まずは公民館など一般的な避難場所へ避難し、安全を確保していただきます。
避難生活が長引いたり、避難生活に支障をきたすという判断がされたときに、あらかじめリストアップしている要支援者を福祉避難所へ移送することになります。

一覧は作成していますが、今のところ公開はしていません。
先日も伊予灘で地震が発生しましたが、災害時に人が殺到してしまうと、施設も混乱してしまいますし、本当に支援が必要な人が使えなくなってしまいます。
しかし、今後はルールを定めたうえで、一般公開できるよう準備することも検討しています。

まだ、福祉避難所の指定がなかったり、指定箇所数が十分でない市町は追加指定に努めています。
3月末時点で指定がない四国中央市でも、4月には5ヶ所を指定する予定と聞いております。

福祉避難所に指定されている施設では、入所定員に十分な空きがない場合や、特別養護老人ホームなどの施設では、入所者の介護サービスの確保も重要であることから、災害時に対応できる人員が必ずしも十分に確保できているわけではありません。
このため、災害が発生した場合には、行政や施設だけでなく、関係団体やボランティア、地域住民などの協力が必要であると考えています。
 



 ■ 福祉避難所についてもっと知るために・・・ 

愛媛県庁のHPに、「福祉避難所マニュアル」を用意しています。
いざというときのために、日頃から心がけておくべきことなども紹介されていますので、ぜひご一読ください!

http://www.pref.ehime.jp/h20100/
fukushi/chiiki/fukushihinanjyo/
index.htm
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【 まとめ 】

災害はいつ自分の身に起こるか分かりません。
人ごとだと思わず、いざ災害が起こったときに、どのような行動を取ればよいかをシミュレーションしておくことが大切です。
そして、今の時点でどのような対策が行われているかを把握しておくことも、災害時にパニックを起こさないために必要です。
災害時、特に大きなストレスをうけやすいお年寄りや障害者を守るために、家族や地域の方の協力は必要不可欠。
ぜひマニュアルを一読し、一人ひとり心構えをしておきましょう。


【取材協力】
愛媛県保健福祉部保健福祉課
TEL:089-912-2383(企画係直通)




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