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新創設
介護職員初任者研修
から読みとく
介護業界の現状

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>>今月の特集

平成25年9月特集 新創設「介護職員初任者研修」から読みとく 介護業界の現状

「ホームヘルパー2級」が2013年3月で廃止になり、「介護職員初任者研修」「介護職員実務者研修」が創設されました。
一体何が変わったのでしょうか? なぜ変わったのでしょうか?
愛媛県介護福祉士会のおふたりに突撃取材!
この改制から、今の介護業界が見えてくる!?
一般社団法人 愛媛県介護福祉士会 日本介護福祉士会 愛媛県支部 左:会長 淺田稔さん 右:副会長 井川義信さん このふたりにお話を聞きました!
日本介護福祉士会 愛媛県支部
一般社団法人 愛媛県介護福祉士会

左:会長 淺田 稔さん
右:副会長 井川 義伸さん



なぜ制度が改正されたのでしょうか?

(1)カリキュラムを改正し、教育プログラムの標準化と資格取得ルートの整理
近年、国家資格である介護福祉士の養成カリキュラムにおける改正があり、それに伴い、ヘルパーの養成資格も改正しようというのが今回の試みです。

(2)ステップアップを分かりやすく、シンプルに
国家資格である介護福祉士になるためにはさまざまなルートがあり、また、福祉業界の任用資格においても幾多とあって分かりづらい状況でした。
ホームヘルパーも、今はほとんど「2級」しか耳にしないのですが、以前は、1級、2級、3級という階級がありました。
図1

そこで今回の改正より、介護福祉士になるためのステップを整理し、ルートをまとめることによって分かりやすくしたことと、養成カリキュラムの内容も変更されたのです。
 
図2

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いは?

では、以前のホームヘルパー2級とどこが変わったのでしょうか?
一般的に以下のように違いが分けられています。

介護職員初任者研修では、実習がなくなり、修了試験があるようになりました。
研修の内容は、ホームヘルパー2級では、その名前の通り在宅サービスに関しての内容が多かったのに対して、介護職員初任者研修では、在宅・施設の双方で共有できるような内容になっています。


講師の立場から言うと・・・ここも違う!

【カリキュラムの組み方】
講師をしている立場から言うと、今回の改正で大きく変わったと感じるのは、カリキュラムの組み方に自由度が広がったことにより、進め易くもあり、他の授業(科目)と重複する部分が増えたことで、どのタイミングでどう伝えるかが難しくもなったということ。
ヘルパー2級では、時間や内容が細かく設定されていたのに対して、介護職員初任者研修では大枠だけ決められていて、ほかは自由設計なのです。
講師それぞれが何をどこまで盛り込んでくるかによって授業が変わるので、各授業の説明項目が少し重なってしまったり、説明の濃度が違ったりすることも多いでしょう。
講師としては、授業の組み立てに、さらに神経を使うようになったのではないでしょうか。

【補習が受けづらくなった??】
今まで、どうしても都合が合わずひとつの授業を受講できなかった場合、ほかの事業所等で同じ内容のものを受けることができていました。
しかし、介護職員初任者研修ではカリキュラムの組み方が変わったという理由から、ほかの事業所等で補習を受けづらくなっています。細かく時間別に内容が設定されていたヘルパー2級に対して、介護職員初任者研修ではカリキュラムが大枠しか決定しておらず、各事業所によって進行の仕方にばらつきがあるからです。

【試験の内容は、事業所次第!?】
最後に修了試験を受けないといけなくなったのが、改正の大きなポイントでもありますが、試験の難易度や内容は各事業所によって違います。
実は試験の内容だけではなく、受講金額も事業所ごとで違います。
講師を外部に依頼しないといけない事業所等もあれば、開講するその事業所等の中で講師を確保できる場合もあり、かかる費用がそれぞれ違うからです。
例えば、ある養成のところは「病院に併設していて、講師に医師がいる」というのがひとつのウリだったりもしています。
養成講座を実施している各事業所等のウリをチェックして、自身に合った養成箇所を見つけるのが大切かもしれませんね。

制度改正から見る、介護業界の変化

【ICF概念の導入】
授業でかなり多く出て来るキーワードのひとつとして、国際的に定められている概念「ICF(国際生活機能分類:International Classification of Functioning, Disability and Health)」があります。
ICFは簡単に言うと、介護におけるポジティブプラン。
例えば、
「右手が動かないから、料理ができない」ではなく
「左手を使って料理をしたい」という考え方。
「○○できないから・・・」と現状のマイナス面に注目するのではなく、「今、○○ができる!」とプラス面に注目するのです。

【アセスメントの重要性】
個人の状態像を理解し、必要な支援を考えたり、将来の行動を予測するなど、「アセスメント」の重要性も大きくうたわれています。
もちろん、支援の成果を評価する「モニタリング」も併せて必要です。
職員は、利用者さん一人ひとりと向き合うために、生活歴(育ってきた過程)のヒアリング、ライフスタイル、好きな食べ物、生まれ育ったエリアなどなど、さまざまな情報を収集しないといけません。
それを基にどうやって介護をしていくかを組み立てていくのです。
ケアマネジャーは、利用者の現状を把握し、今あるプランの中からベストなものを組み合わせていく役割。
介護職員は、実際にどうやって介護をしていくのか、具体的な計画を立てることも役割なのです。

改正はしたけれど、まだまだ問題山積み・・・?

【改正したこと自体、知られていない状況】
介護の現場はまだまだ閉鎖的な環境と言っても過言ではないところです。
実際、介護福祉士の資格取得にあたる養成カリキュラムの改正に関することや、今回のヘルパー2級養成等が廃止になったことを知らない介護職員もかなり多いと思います。
介護職員初任者研修では、修了試験がプラスされていますので、「ヘルパー2級が廃止される前に・・・」と、駆け込み受講者が殺到してもおかしくないのですが、そこまでの波はやってきませんでした。

【収入面で改善はされるのか?】
今回の改正には、「ステップアップをシンプルにした分、どんどん上を目指してほしい = モチベーションを上げ、介護職員の離職率を下げる!」という国の意向が反映されています。
しかし、ステップアップしたからと言って簡単に給料を上げられないのが介護の現場・各事業所等の実情。
収益率がわかりやすい福祉業界は、すぐに給料を上げられるかというと、そうではありません。
まだまだ現実とのギャップのある制度です。

【専門性が薄れていく】
ヘルパー2級の養成研修は、その名前の通り「在宅ケア」をメインとしたものでした。一方、介護職員初任者研修は、「在宅と施設」の両方を学ぶ内容になっています。
また、24年から講義・実習等を受ければ介護職員による痰の吸引等ができるようになりましたが、これは単に医療職不足を介護職員が補うという構造であってはダメだと思います。
今回の養成における制度改正には、「在宅と施設の両方で働けるのがベスト」という流れを感じますが、もちろん、それぞれの領域において、より具体的な介護方法や介護の展開があります。
どちらか一方ということではなく、在宅の専門も必要ですし、施設の専門もあってしかりです。
それぞれの領域である専門性をどこかで補うことも必要なのではないでしょうか。

介護福祉士会ができること

【現場の声を上げていく】
今回の制度改正で、国が「介護業界の質の向上を考えている」ということが示されたと思います。
マスコミ等により、介護業界の離職率の高さを叩かれ、介護業界の質そのものが問われています。
国が介護業界の質の向上に対してアクションを起こしてくれたことは、喜ぶべきことだと思います。
しかし、実際は問題が山積み。賃金のことにしろ、介護職員不足のことにしろ、理想と現実のギャップは激しいです。
一般の人と介護業界の人の間にも溝があり、「介護福祉士」と「介護職員」の差すら理解されにくい現状。
まずは介護への認識のバラつきを修正し、全体で統一した認識を持ってほしい。
そして、さらに専門性を広げていきたいと思います。
そのために介護福祉士会ができることは、現場の声を上げていくこと。
現場だと閉鎖的になりがちなところを、広い視野で見つめて、客観的に分析した上で、国へ意見をまとめて
いきたいです。



取材協力:
日本介護福祉士会 愛媛県支部
一般社団法人 愛媛県介護福祉士会
089-987-8123(事務局)
http://www.e-kaishikai.net/







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