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>>今月の特集
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日常の生活の中で、おじいちゃん、おばあちゃんが『ふと』発せられるお言葉を探してみませんか?
・ とっても心が温まる言葉
・ ちょっと寂しくなってしまう言葉
・ 意味がわからないけれど楽しくて仕方のない言葉
そんなお言葉を集めてみました。
なんとなく懐かしく、なんとなく楽しく、なんとなく切ない、そんなお言葉をご覧ください。 |
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Mさんのお言葉 |
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ベッドから、椅子から立ち上がるときの掛け声です。
介助するとき、どこが立つタイミングなのか?
その時、その瞬間の集中力が勝負です!!(汗)
初めて聞いたときは笑っちゃいました。 |
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Mさんはシルバーカーにて歩行しておられます。いつもは世話好きでお話好き、夜中に目覚めるとこの言葉が聞かれます。認知症があり何が何かわかなくなり不安になるようです。
Hさんは、声をかけると「なんね!」と怒った口調で返答されます。介助にも「もう、よか!」と拒否が多い方です。
しかしHさんの隣のベッドの方を寝巻きに着替えるお手伝いをしていたときのことです。
私とその方が楽しく話しながらしていると、カーテンの向こうのHさんの「はぁ…」とため息が聞こえました。 |
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「どうしたんですか?」と声をかけると「苦しか…」と言われたんです。
いつもあんなに気丈に振舞っておられるのに、びっくりしました。
心の中はさみしいのか?認知症もありこれからがわからず不安なのか?
「何か思い出されたんですか?」と聞くと両親のことをお話されました。
それから、いつもとは全く違う優しい口調で「あんたもお疲れさま」と言ってくださいました。
Kさんはまだ若くして方麻痺になられた男性。
私が夜勤で巡視をしていた夜中に、Kさんは眠れないのかホールでテレビを見ておられ、私に「○○ちゃん、おれ、苦しか…」と毎日毎日リハビリをしているのに歩けないこと、何もできない自分のこと、将来に希望が持てないことなど話されました。
私も話を聞くときは、腰を据えてとにかく聞きます。
それしかできないのが辛いんですが…。
今の私にはその「苦しみ」は理解することはできないと思うのです。
でも何かちょっとでも不安や寂しさを取り除ける部分を見つけて、声を掛けたり、お手伝いしたりしていき「苦しみ」が少し軽くなるならばと考えるのです。 |
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デイに到着された利用者様の靴を下駄箱に片付けようとした時のこと。
おおよそ男性に靴を片付けて貰うことなど考えたこともない世代の女性利用者様が、とても恐縮しながら放ったお言葉。
言われた瞬間、最上級の靴がボロくなったのか、それとも最大レベルのボロい靴なのか、考えてしまいました。 |
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時々、息子さんが買ってくる服。
自分としては、ちょっと派手なんだけど、息子の気持ちが嬉しくて、恥ずかしながら大切に着る服。 |
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【投稿者】
NPO法人ふくふくの会
〒794-2503
住所:愛媛県越智郡上島町弓削上弓削3
電話:0897 - 77 - 3930
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死んだ妻に会いたいけど、会えるはずもない。
仕方がないと諦めきれないから悩んでしまう。
でも、悩みは生きているからこそだと思える。
突然、思い出す妻の思い出が、いつしか現実になって妻が家で待っていてくれているような気がする。
でもいない。
だから悩んでしまう…。 |
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【投稿者】
NPO法人ふくふくの会
〒794-2503
住所:愛媛県越智郡上島町弓削上弓削3
電話:0897 - 77 - 3930 |
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グループホームでのお昼時。
介護スタッフが、食事の準備をしております。
机に座って待っているおばあちゃんが、笑顔で言われました。
『こうして上げ膳、据え膳で楽させてもらっているけどなぁ、わしらは若い頃にはいろいろと苦労したんよ。だから、若いもんにも、こうして、ちいと苦労させんといかんのよ。』
介護する側、される側とは言いますが、さすが人生の大先輩!
お世話させていただく、ありがたさを感じる今日この頃です。 |
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七夕のお願い事。
認知症が重く、会話にはなりません。
父親と息子の生活からグループホームへ。
入所だけは理解していたようです。
「息子さん、大事ですよね」
「うん、そうよ大事よ」
それだけの会話でしたが、本当に息子さんもいつもお父さんのことを思っていて、ウルウルきました。 |
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