幼い頃、母が働いていたので、幼稚園が終わるとすぐにおばあちゃんちへ。
根っからのおばあちゃんっ子でした。
なので、何の仕事に就こうと考えたとき、すぐにお年寄りとふれあう仕事が浮かんできました。
最初はヘルパー2級をとって、派遣やパートで働き、産休をとったあとにまた復帰。
現在、介護職に就いて10年ちょっとが過ぎようとしています。
仕事に就いたばかりの頃は、思うようにいかないことに戸惑うこともありました。
さっきまで笑顔だった人が急に怒ったり、泣いたり…。
そこで先輩に教えてもらったのが「同情はせず、同調する」。
今でもこの言葉を胸に、利用者さんと接しています。
心掛けているのは「いつでも笑顔」!
どんな方にも一人ひとり笑顔で、家庭的な明るさをもって接していきたいと思っています。
コミュニケーションが取りづらい利用者さんと接したことがあるのですが、トイレに誘導したあとに「ありがとう」と言ってくださって感動したことがありました。
この一言ですべてが忘れられました。
気持ちはきっと伝わります。
これからも、お一人おひとりにあたたかく、家族のような存在でいられたらと思います。 |