彼女は、とても向上心のある人。
常に自分を高めようと努力をしています。
看護士の資格を持っている人のなかには、自分の専門領域でしかお仕事をしない…という人もいるかと思います。
でも、彼女は介護も好きみたいで、勉強しながらしっかり介護の方もやってくれています。
そんな姿に、まわりのスタッフも刺激を受けています。
開設当初から、入居者さん全員の健康管理をしています。
入居者さんのなかには、病気に気づかなかったり、しんどくても訴えることができない人もいます。
そこに、いち早く気づいてあげるのが私の仕事です。
午前中は、入居者さん一人ひとりの顔を見ながら問診してまわります。
そのときに、腰の曲がり具合とか、むくみとか…ささいなことでも、何か変わったところはないかをみます。
また、申し送りノートも見るなどして、多方面から入居者さんの体調のデータを集めます。
午後からは、できるだけ介護の仕事をするようにしています。
散歩をしたり、お話をしたりして、入居者さんと一緒に過ごします。
問診のときには、構えてなかなか話せなかったことを聞けることもあるんですよ。
私はもとは病棟勤務で、介護というものにあまり関わりなく働いていたのですが、ここへ来てお年寄りのことが大好きになりました。
入居者さんは、家族みたいなもの!
そんなみなさんが幸せに過ごせるよう、私にできることは一所懸命やっていきたいです。
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毎日、顔をみてお話しながら問診しているので、
入居者さんも安心してくださっているようです。 |
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お昼からは、入居者さんと一緒に過ごします。
入居者さんは、人生の先輩。
学ぶことも多いです。
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