介護に携わって丸8年になりますがずっと同じ(株)メディックスにて、さまざまな施設に関わってきました。
実は、介護に関わる前は、動物の仕事がしたくて専門学校に通っていました。
その経験を生かし、「かとれあ」ではセラピー犬の“さくら”を、「すずらん」では“ゆうた”を飼っていました。
「やまぶき」には、犬はいませんが金魚がいます。
これからメダカなども増やし、アニマルセラピーも取り入れていきたいと考えています。
私のモットーは、「こちらが寄り添えば、相手も応えてくれる」です。
以前、グループホームの入居者で男性嫌いの男性利用者がいらっしゃいました。
介助も女性しか受け入れない方で、男性スタッフは関わるのを諦めていたのですが、時代劇の話や将棋など、興味を持っている将棋を勉強したり、共通の趣味である時代劇の話をしたりして日々過ごしていると、ある日「お風呂入らん?」という問いかけに「うん」と答えてくれたのです。
介護で大切なスキルは知識や技術よりも、その人を想う気持ちだと想います。
声のトーンや雰囲気で、利用者さんは感じ取ります。
利用者さんに寄り添い、利用者さん色にこの施設を染めていきたいと思っています。
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