大学で社会福祉学部に入ったことがきっかけで福祉の道へ進みました。
就職先を決める時に、福祉関係にするか一般企業にするか迷ったのですが、大学で学んだことを生かしたいという想いもあり、介護の現場で働くことを決めました。
最初は、特別養護老人ホームでスタッフとして、7年間働きました。
3年の実務経験を経て介護福祉士に、5年でケアマネジャーの資格を取得し、その頃から居宅でのケアマネジャーとして仕事をしたいと思うようになりました。
ケアマネジャーは実務経験を必要とされることが多いのですが、一から育てていただけるということで、昨年の9月から現在の職場で働き始めました。
最初の半年間は、未経験ということもあり、業務に追われる毎日でした。
ですが少しずつ慣れてきて、今では利用者さんの生活が徐々によくなっていく様子をみるとやりがいを感じます。
利用者さんもそれぞれですので、その人に合った支援が求められます。正直、力不足だと感じて、悩むこともあります。
そんな時は上司に相談し、いろいろな角度からご意見をいただいて、自分なりに方向性を決めるようにしています。
チームで解決していくことも多く、そういう面からもいい環境で勉強させてもらっているなと感じます。
利用者さんのために自分の力でできることを、一つでも二つでも増やしていけたらと思っています。
現在、私たちの事業所には5人のケアマネジャーがいますが、私を含め、そのうち3人が男性です。
男性ケアマネジャーだからできること、それを強みにしていきたいです。
また、いろいろなことを吸収しながら、介護保険だけでなく、周辺の制度もうまく活用して、幅広く活動できるケアマネジャーになりたいと思います。 |