人と人をつなぐ『笑顔の参謀』
生活相談員として働いて、今年で17年目です。
大学在学中、社会福祉主事の資格を取得していたこともあり、
「せっかくなら資格を活かせる仕事に就きたい」
と思い、介護業界へ進みました。
ただ、学生時代の実習では「自分には向いていないかもしれない」と感じていました。
自分はもともと、人見知りで引っ込み思案な性格でしたから、さまざまな立場の方々と関わるこの仕事が自分に務まるかどうか、不安だったのです。
それでも大学時代、飲食店でのアルバイトを通じて、人と接する楽しさを少しずつ知っていきました。
とにかくやってみないことには、自分に合っているかどうか分かりません。
そこで思い切って、介護の世界に飛び込むことにしました。
就職後は、介護の現場を知るために1ヶ月間、介護職を経験しました。
思い返すと毎日が慌ただしく、分からないことばかりでした。
その当時の自分には「もっと自分から動いていいんだよ」と伝えてあげたいです。
知識も経験も足りなかったからこそ、どこか遠慮がちになっていました。
もっと自分から歩み寄ることで、ご利用者様との距離をグッと縮められたと思います。
現在の自分は、これまで以上にコミュニケーションを大切にしています。
ご利用者様がご自宅ではなかなか言えない思いを、自分なりに言葉を整理してご家族様へお伝えする機会も増えました。
双方のお気持ちが少しでも伝わりやすくなり、関係が良くなるように橋渡しをすることができたら良いなと思っています。
もともと人見知りだった自分は、表舞台に立つタイプではありません。
どちらかというと、皆様が気持ちよく動けるように支える、裏方の方が性に合っているので、『参謀』のような存在でありたいと思っています。
自分が目立つことよりも、ご利用者様やご家族様が安心して過ごせる環境づくりに力を注ぐことに、大きなやりがいを感じるのです。
自分は生活相談員として、多くの選択肢をご提案できる存在でありたいと思っています。
ご利用者様やご家族様から
「あの人に任せておけば大丈夫」
そう思っていただける存在になりたくて、知識を身につけるために、必死に勉強してきました。
知識が豊富にあれば、ご利用者様やご家族様がお困りごとを抱えられた際、多くの選択肢をご提示でき、より最適な方法を選ぶことができます。
そのためにも勉強を怠らず、情報のアップデートを続けていきたいです。
また今後は、人材育成にも力を入れていきたいと思っています。
介護業界は担い手不足が続いていますし、自分自身もいつまでも同じように働けるわけではありません。
だからこそ、次の世代へ経験や知識をつないでいくことが大切だと感じています。
これからも人と人をつなぐ、この施設の『参謀』として、ご利用者様とご家族様、そしてスタッフたちを支えながら、安心して過ごせる環境づくりに努めていきたいと思っています。
 |
|
談話室で見かけた、ご利用者様と井手さんのワンシーン。 このときは夏野菜の育て方について、話が盛り上がっていました。
|
|
 |
|
お茶の時間も、井手さんの周りでは笑顔が絶えません。 井手さんのお人柄について、ご利用者様に伺うと「とっても優しい!」と即答されました!
|
|