二つの介護を支える笑顔の介護士
介護の仕事を始めて、今年で12年目です。
もともとは約10年間、工場で働いていました。
両親に介護が必要になったとき、身近に介護ができる人がいなくて、「私が介護できたらいいな」と思ったのです。
そこで、働きながら旧ヘルパー2級の資格を取得できる介護施設に就職しました。
介護の仕事は、私が想像していた以上に『力仕事』が多かったです。
ご利用者様へのお声がけや、身体に触れるシーンなど、神経を使う場面も多くあり、慣れるまでは戸惑ったものでした。
特に入浴介助は、夏も冬も汗をかくほど大変です。
しかし、ご利用者様から「ああ、気持ちよかったよ」と笑顔で声を掛けていただくと、疲れが一気に吹き飛びます。
自分がお役に立てていると実感できるこの瞬間が、一番のやりがいです。
「ありがとう」という一言が、何よりの励みになっています。
この仕事の楽しみの一つに、レクリエーションがあります。
ご利用者様と一緒に、ぶどう狩りやいちご狩り、お寿司を食べに出掛ける行事などは、とても楽しみな時間です。
事前準備がちょっと大変ですが、ご利用者様が心から楽しそうに笑ってくださる姿を見ると、「このために頑張って、よかった!」と感じます。
いつも「大切なご家族をお預かりしている」という心構えで、ご利用者様が転倒しないように、体調不良がないようにと細かく気を配っています。
そして、お一人おひとりの体調や気分に合わせた介護を心掛けています。
ご利用者様やご家族様に、安心して過ごしていただけたら嬉しいです。
職場ではご利用者様を、自宅では家族の介護をしている毎日です。
寝ても覚めても介護の日々ですが、私は楽しく過ごしています。
ご利用者様と一緒にレクリエーションで歌を歌ったり、自宅でコーヒーを飲んでひと息ついたり。
そうした時間がリフレッシュとなり、楽しく過ごせているのだと思います。
ご利用者様と童謡や季節の歌を一緒に歌い、笑顔に包まれている時間は、私にとっても大切なひとときです。
土香里はアットホームな雰囲気で、ご利用者様一人ひとりに寄り添える環境があります。
ご利用者様やスタッフたちが穏やかなこの施設だからこそ、私は長く続けられているのかもしれません。
自宅から近いため、介護をしている家族に何かあったときもすぐ対応できることは、私にとって大きな安心にもなっています。
これからも自分らしく、ご利用者様一人ひとりと丁寧に向き合いながら歩んでいきたいです。
仕事でも家庭でも介護に携わる毎日ですが、「誰かの役に立ちたい」という気持ちはこれからも変わりません。
これからも笑顔を忘れず、一人でも多くの方に安心と温かさを届けられる介護を続けていきたいと思っています。
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「ゆっくりで構いませんよ」とお声がけをしながら、 ご利用者様が転倒しないように、優しく介助される金子さん。
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歯磨きの介助中の金子さんとご利用者様。 むせたりしないように、金子さんがしっかりと見守ります。
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